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悪魔が生出演→大惨事に……“テレビ史上最恐”の放送事故 監督のケアンズ兄弟が“裏側を語り尽くす【「悪魔と夜ふかし」インタビュー】

映画.com / 2024年10月4日 16時0分

テレビのトーク番組への出演で大衆を魅了、司会者はこの本の正当性を疑うことはなかった。ジェラルド・リベラ・ショーのようなトーク番組は、レイト・ナイトの「ナイト・オウルズ」と同様、1988年にハロウィーン・タイムに関連するオカルト・トピックの特集を組んだが、視聴率のためにこのような話をセンセーショナルに取り上げ、「悪魔崇拝カルトの虐待」に関する誤った物語を頻繁に補強。「Michelle Remembers」に記された“事実”は後に否定されている。

●今後の展望&日本の観客にメッセージ!「たくさんの人と映画館で観るのが一番な作品」

――今後映画作品として取り上げたいテーマはありますか?

コリン:次回もホラー映画になるんじゃないかな。それが僕らの感性だったりテイストだったりするから。ケアンズ兄弟といえば「ファン(Fau)、ゴア(Gore)があって、サスペンス(Suspense)があって、ハート(Heart)がある映画だ」と言われて、僕らもそういった映画を作りたいと思っているんだけど、ジャンルにこだわっているわけではないんだ。ホラーを3本つくってきたから、ホラー監督だと思われているかもしれないけど。

キャメロン:ホラーだけじゃなくて、ハイスト(heist/強盗)もの、コメディ、ミュージカルなど、ワクワクするような題材にも機会があったらチャレンジしてみたいとは思っている。でもホラーも大好きだから、ホラー映画の監督だと思われても全然構わないんだ。

――これから作品を鑑賞する日本の観客にメッセージをお願いします。たとえば「これを知っていれば、もっと映画が面白くなる!」という小ネタもあれば、併せて教えてください。

コリン:僕らの経験では、この映画はたくさんの人と映画館で観るのが一番な作品です。だから是非友達と家族を連れて観に行ってください。できれば観客でいっぱいの映画館で。というのもより大勢の人がいる方が、自分があの夜、あのTVスタジオに実際にいるような気になるからです。まるで70年代に戻ったような気持になります。どの映画も観ている者を違う時代や場所に連れて行ってくれるものですが、この作品もそういう経験ができるだけでなく、自分がジャックの番組の観客であるような、特別な、没入的な体験ができます。あの奇妙で、恐ろしいジャックの一夜に参加しているような。

キャメロン:サウンドもチェックして欲しいですね。あの世界からするととても有機的なサウンドトラックなので、注意をしていないと気付かないかもしれませんが、サウンド・デザイナーのエマ(Emma Bortignon)はレジェンドで、今作ではみなさまがトークショーの観客の1人のような気持ちにさせてくれます。

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