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【上質映画館 諸国漫遊記】ローソン・ユナイテッドシネマ札幌/IMAXレーザー 大きいことはいいことだ。圧倒的な迫力が満喫できる

映画.com / 2025年1月9日 9時0分

 ローソン・ユナイテッドシネマ札幌は、1993年に「アイマックスシアター」(フィルム上映)として誕生→2010年に「IMAXデジタルシアター」(デジタル上映)→2019年に「IMAXレーザー」(デジタル/レーザー上映)と進化して、今に至る。その意味では、由緒正しい老舗IMAXシアターである。

 なお、レーザープロジェクターとは何かを簡単に説明すると、スクリーンに映像を映し出す光源にレーザーを使った上映設備のこと。映画館用プロジェクターで長らく使われているランプ(正確には色再現に優れたキセノンランプという種類が使われる)と比べて、明るく、鮮やかさに優れている。光源の寿命も長く、初期投資額の高さを勘案しても、劇場運営的な意味でのコストメリットが高い。上映品位が高いというユーザー目線での利点だけでなく、運営側のメリットもあることから、徐々に普及しつつある。

▼清潔感が高く快適なローソン・ユナイテッドシネマ札幌

 こちらのIMAXレーザーには9月中旬に訪問した。IMAXレーザーのスクリーン11で13時から上映される「エイリアン ロムルス」のチケットをインターネットを使って予約購入。ホームページをみると「CLUB-SPICEカード」という会員システムが非常にお得だったため、それに入会した。入会には600円が必要だが、平日は通常料金2,000円(IMAX等は、別途追加料金が必要)のところ1,300円に、土日祝でも1,500円とグッとお得になる。「エイリアン ロムルス」は平日のIMAX 2D上映となるので、1,800円(会員料金1,300円+IMAX追加料金500円)となった。つまりIMAXを平日に1回観れば、会員に入会してすぐに元が取れる。

 ローソン・ユナイテッドシネマ札幌は、前述の通り、サッポロファクトリーという巨大な商業施設の一角に作られている。具体的にいえば、「一条館」という建屋にある。巨大なショッピングモールにある映画館と同じで、初めて行く場合は、少し分かりづらいかもしれない。ということで、当たり前の話ではあるが、ある程度は時間に余裕を持って劇場に向かったほうがよさそうだ。

 今回は13時からの上映だったので、さっぽろ雪まつりが行なわれることで有名な大通り公園近くで早めに昼食を済ませ、地下鉄東西線「大通」駅の隣駅の「バスセンター前」駅から徒歩でサッポロファクトリーに向かう。地下鉄の最寄り出口と施設が直結しておらず、地上に出たときにサッポロファクトリーの姿は影も形もないのには少々面食らった。まぁ、スマホの地図アプリの案内にしたがって、問題なくたどり着いたけれど。札幌市内の主要なランドマーク的施設は地下街直結という例が多く、そこはご注意ということか。ちなみに札幌市内では「ポロクル」というレンタルサイクルサービスの普及が進んでいるが、そのポートがサッポロファクトリーにある。「ポロクル」は、全国の主要都市で広くサービスしているドコモ系バイクシェアのアプリがそのまま使えるので、筆者は帰りに利用した。雪の季節を除けば、札幌の街を自転車で疾走するのは爽快だ。

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