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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」金曜ロードショーで3週連続放送! 宮野真守&山寺宏一による新吹替版をオンエア

映画.com / 2025年1月10日 6時0分

 PART2で(別の世界線の)母親に起こされた時の、母親への「とても…ボインだし」というセリフも好きです(笑)。随所で80年代の言葉を敢えて令和の時代に使っているので、若い方には分からないかもしれませんが、エモさで感じ取ってもらたらと思います(笑)。マーティの「ヘビー」、ドクの「なんてこった!」という印象的な決まり文句も大好きなセリフです!

 僕自身がこの名作にたずさわれた事がうれしく光栄に思います。自分が声優として色々培ってきた経験を注ぎ込んで、僕なりのマーティを演じる事ができました! 山寺さんとのコンビ感もバッチリなので、二人のテンポ感も含め存分に楽しんで頂けたらと思います!

【山寺宏一(ドク役)】

 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、もうそれは色んな人が語り尽くしていますが、僕は、とにかく最高のエンターテインメント作品だと思っています。タイムトラベルものって、いろんな矛盾が付きまとうんですけど、「そういう事ってどうでもいいじゃん!」と思って楽しませてくれる最高の作品だと思います。人生でNo.1に挙げる人も沢山いらっしゃるのも分かるし、僕も心のベスト10の中の上位の方にずっと入っています。

 とにかく思い出深い作品で、全てが最高です! もう名場面だらけ! 脚本も役者も音楽も、映画としてのあらゆる魅力が詰まっているんです。本当にドキドキ、ハラハラして、それでユーモアがあって、本当に映画に必要な、エンターテインメントに必要な要素が全て揃っていると思います。

 20代の時に、マーティ役を演って、10年前にはドク役を演って、今回もう一度ドクに選んで頂いたっていうのが、本当に有難いです。その分、「前回ドク役を演った時よりも、良くなっていなければいけないな」という自分の中のプレッシャーがありました。

 また今回は、昔僕がマーティ役を演った時と同じ台本で、その時ドク役だった青野さんとはずっと一緒にやらせて頂いてたので、この台本を見ていると青野さんの声が頭に浮かんでくるんです。どうしても青野さんのマネをしたくなるのですが、「マネしたんじゃダメだ!」と強く思って演じました。

 「こんなテンポの速い台本で、どうやってできたんだろう?」と、青野さんの凄さを改めて感じました。PART3で、1885年ではガソリンがないので未来に帰れないと思った時に、蒸気機関車が走っているのを見て「あれっきゃない!」というシーンは、青野さんバージョンが僕は大好きで、今回は同じセリフだったので、負けない様に頑張ろうと思って取り組みました。あと、あらためてクリストファー・ロイドさんが凄いなというのも感じました。

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