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「ハウルの動く城」金曜ロードショーで今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、トリビアをご紹介

映画.com / 2025年1月10日 21時0分

「ハウルの動く城」金曜ロードショーで今夜放送!あらすじ・キャストまとめ、トリビアをご紹介

(C) 2004 Diana Wynne Jones/Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, NDDMT

 2024年11月20日で公開20周年を迎えた宮﨑駿監督作「ハウルの動く城」が本日1月10日の午後9時より、日本テレビ系の「金曜ロードショー」でノーカット放送されます。映画.comでは、概要やあらすじ、キャスト情報のほか、映画をより楽しむためのトリビアについて解説します。

 本作は第61回ベネチア国際映画祭でオゼッラ賞、翌年にはニューヨーク映画批評家協会最優秀アニメーション賞を受賞したほか、第33回アニー賞の長編映画部門作品賞や第78回アカデミー賞にノミネートされるなど、海外でも高く評価されました。また、声優ではソフィー役を倍賞千恵子、ハウル役を木村拓哉が務めたことも大いに反響を呼びました。

 原作はイギリスのファンタジー作家、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの「魔法使いハウルと火の悪魔」。原題である「Howl's Moving Castle」を見て「城が動くって面白い」と宮﨑監督が惹かれたことから製作が決まったようです。ところが作品の主役ともいうべき動く城のデザインから作業をスタートさせるも、城のデザインに悩むことに。宮﨑監督は鈴木プロデューサーと話しながら、大砲や屋根、煙突などを描いたことで、ようやく完成しました。

 なお、現在ジブリパークでは「ハウルの動く城」をモチーフとした初の「ウィンターイルミネーション」が2月3日までの期間限定で開催中。“ジブリの大倉庫”の大きなガラス壁面が、アニメーションのコマ送りのような演出でライトアップされているので、機会あればぜひそちらにも足を運んでいただきたいです。

【あらすじ】
父が遺した帽子店で働いているソフィー(倍賞千恵子)は、恋にもオシャレにも消極的で地味な女の子だ。ある日、ソフィーは町で兵士に絡まれているところを、美しい青年に助けられる。その人は不思議な力を持ち、人の心臓を食べると噂されている魔法使いのハウル(木村拓哉)だった。そうとは知らないソフィーは初めて胸をときめかせるが、その夜、突然訪ねてきた荒地の魔女(美輪明宏)に魔法をかけられ、90歳の老婆に姿を変えられてしまう。

このままの姿では家にいることができないと思い、旅に出たソフィーの前に、巨大なハウルの動く城が現れる。旅の道中で助けたカカシのカブ(大泉洋)に導かれるように城の中へ入ると、小さな暖炉には、城の動力源である火の悪魔・カルシファー(我修院達也)の姿が。カルシファーは、ハウルとある契約を交わしたせいで城の外に出られなくなってしまったという。カルシファーのお願いを聞く代わりに姿を元に戻してもらう約束を取り付け、ハウルの弟子・マルクル(神木隆之介)も味方につけたソフィーは、しばらく掃除婦として城で暮らすことに。最初は城の中を無断で整理整頓してしまうソフィーを迷惑がっていたハウルだったが、徐々に彼女のいる生活を楽しみ始める。

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