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阿部寛の見方が変わった、キャスターたちの闘いとは?【「ショウタイムセブン」インタビュー】

映画.com / 2025年2月11日 11時0分

――現場にお邪魔した際、後半の長尺シーンを何度もテイクを重ねながら撮影されていたのが印象に残っています。

 結構動きがあるシーンで、物語的にも大きな展開があり、位置関係がどんどん変わっていく場面でした。僕自身もこれまでのシーンとは違う動きが必要だと思って試行錯誤しましたし、監督も様々な角度からこだわって撮られていました。今回の作品はシーンの途中まで/途中から撮るということはなく、全体を通した一連の撮影を繰り返していくスタイルでしたが、件のシーンでは竜星涼くんの芝居も後半に行くにしたがってすごく力のある強いものに変化していきました。台本上で読んでいたものより遥かに素晴らしい芝居を繰り出してきてくれたので、それを受けて自分もやりやすかったし、長いシーンの中でお互いの芝居がどんどん変わっていくのは楽しいですね。

――「ショウタイムセブン」はいまの日本映画では珍しいリアルタイム形式のサスペンスです。国内のクリエイターにも影響を与えていくかと思いますが、直近で阿部さんご自身が刺激を受けた出会いはございましたか?

 たとえばNetflixの「地面師たち」など、表現における規制や縛りがあまりないように感じられるものもどんどん出てきて、より自由度が広がってきた感覚を抱いています。今後、さらに多様な世界観を持った作品が生まれてくるでしょうから、ある種攻めた作品にも関わりたいと思っています。

 様々な作品を任せていただくのは、本当に光栄なことです。そのうえで、いまの自分のムードとしてはあまり規制がないものに飛び込んでみたい気持ちがあります。「ショウタイムセブン」のように監督がご自身で脚本も書かれた作品のオファーが来れば、すごく嬉しいです。

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