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野間口徹がツインテール女子高生に! 「不思議な存在感」オーディション勝ち抜いた倉沢杏菜が魅せる

エンタメNEXT / 2024年4月2日 11時47分

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倉沢杏菜

暴力とも子の漫画が原作のNHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』が、4月1日(月)より放送を開始した。

【写真】VR世界のナオキ演じるツインテール✕制服姿の倉沢杏菜、アザーカット【5点】

『VRおじさんの初恋』は、「現実世界」と「バーチャル世界」、2つの世界を行き交いながら、中年の独身男性・直樹(野間口徹)の初恋を描く、新しい形のヒューマンドラマ。仕事では年下の上司に叱られる日々、人生において成功体験と言えるものもない直樹の生きがいは、VRの世界で制服姿の女の子・ナオキ(倉沢杏菜)となり、1人で過ごすことだった。

昨夜の第1話では、そんな直樹の愛するVRゲーム「トワイライト」の人気がなくなり、残り半年でサービスが終了となってしまうことが判明。しかし、直樹にとっては、寂しい世界で1人過ごす時間が癒しであったため、その終焉を受け入れ、静かに見届けようとしていた。

ナオキの姿で、いつものように、お気に入りの喫茶店でパフェを食べようとしていたところ、いきなり、美少女アバター・ホナミ(井桁弘恵)に苺をつまみ食いされる。

人が苦手なナオキは走って逃げようとするが、ホナミは丘の上まで追いかけてきて、慣れないVR操作で話しかける。初めは不審がっていたナオキも、仕方がなく操作を教えてあげるなか、丘から見えるお気に入りの景色に共感してくれるホナミに、少し心を動かされ、珍しく動揺を見せるのであった。

視聴者からは「こんな巻き巻きツインテ制服女子なのに、野間口徹の黄昏を表現出来るの、なに?すごない?」「ナオキが漫画で読んでた時のイメージのままで感動!」「VRナオキの子の声、低めでいい感じ」「1話目からかなりの良い感じ、ナオキが醸し出す静かな悲しみとベストマッチ」など、ナオキを演じる倉沢杏菜(くらさわ・あんな)に注目が集まっている。

現役大学生の倉沢杏菜は、レプロエンタテインメントが2021年から22年にかけて開催していた「レプロ30周年主役オーディション」がきっかけで芸能界入りを果たした。

当時、演技経験が全く無い中、8年間習っていたクラシックバレエによる表現力や、持ち前の明るい雰囲気で、約5000人の応募者の中から見事合格。同期には、NHK朝ドラ『ブギウギ』で主人公の弟・花田六郎役を演じた黒崎煌代などがいる。

事務所所属後に演技の勉強を開始し、昨年10月に本作『VRおじさんの初恋』のオーディションを受け、新人ながら主人公・直樹のVRアバター・ナオキ役に大抜擢。ドラマ制作統括・桑野智宏氏は、当時を振り返りつつ、「オーディション会場に入って来る時に、なぜかすっと目が行った。今でも言葉にするのが難しい、不思議な存在感があったと思います。

ナオキというキャラクターは受動的な性格、周囲の人間の機微にはすごく敏感なので、“どれだけ相手を感じて演技を出来るか”が重要だった。倉沢さんはそこに長けていると感じた。共演者やスタッフの言葉を受けて、自身の演技を柔軟に変えようとしていたし、撮影が進むとそれを形にすることも出来るようになり、あっという間に成長されたと思う。」とコメントを寄せた。

ナオキの心情の変化や人間としての成長は、すごく繊細なもの。そんなナオキを演じる倉沢杏菜の抑えたトーンでのセリフ回しや目の動きは、新人とは思えないほど。純粋な直樹=ナオキと、新人である倉沢のピュアさがリンクしていて、昔あったピュアな気持ちを思い出させてくれること間違いなし。これからの倉沢の演技に注目だ。

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