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86万部突破! 石村友見が生み出した「ゼロトレ」とは?

Entame Plex / 2019年9月4日 13時40分

──新刊のテーマは「不動」かと思いますが、既刊と比べてどのような点に違いがあるのか、注目してほしい点があれば具体的にお教えください。

石村:「動かないゼロトレ」の最大のテーマは、その名の通り「動かない」ことです。あるポーズをとったら、そのまま30秒から1分程度じっとしているだけ。たったこれだけで、首、肩、腰、ひざなどが本来の「ゼロポジション」にスーッと戻り、痛みやコリをほどいてくれます。

みなさんお忙しい毎日を過ごしていて、とにかく疲れています。そんな日に「体のために運動をしなさい」と言われても、なかなかできませんよね。また、体のどこかに痛みがあって、歩くだけで患部がズキズキする人もいます。体の自由がきかない人もいる。そんな人たちが、「動かずに」体のメンテナンスをできる方法はないものか、と考え抜いて開発したのが「動かないゼロトレ」です。

ウェルネスの世界最先端都市・ニューヨークでは「機能的運動法」というものが注目されています。やみくもに体を「鍛える」ための運動ではなく、「日常生活に必要な運動機能を高める」という考え方です。じつは、激しい運動をすればするほど、老けていくんですよ。とくに、私のように40歳を超えると、ハードな運動をするとただただ消耗してしまう。「動く」ことは善とされ、「動かない」ことは悪とされがちですが、不調を改善して、日々、体を整えていくためには、できるだけ無理のない「動かないメンテナンス法」が有効だと思います。



──前向きな印象が強い石村さんですが、落ち込んだときや悩んだときに行っているリフレッシュ法があればお教えください。

石村:こういう仕事ってアウトプットばかりなので、インプットしないと心がカラッカラになっちゃうんですよ。なので、本当にストレスが溜まった時には、誰にも会わず家の中でずーっとホラー映画を見てます。とってもストレス解消になりますよ。

──新刊を発売して新たなスタートを切った石村さんですが、これから挑戦したいことや夢はございますか。

石村:2つあります。ひとつは、「ゼロトレ」を、ラジオ体操と同じくらい日本中に浸透させたい、ということです。そして、さらに世界中の方にも実践してほしいと思います。自分を消耗させていくようなトレーニングではなく、心地よく体をメンテナンスできるゼロトレの威力を知っていただき、「羽が生えたような軽い体」とともに、人生を謳歌していただきたいです。

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