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職場のDX事情…“デジタル化”できていないもの1位は!?

Entame Plex / 2024年3月28日 11時40分

・回答理由
■進んでいると感じる理由
「ペーパーレス化が進んでおり、紙のやりとりが以前より少なくなった」(広島県・39歳女性)
「電子決裁、押印が許可されることで、リモートワークが可能となっている。ペーパーレス化でファイル保管が減っている」(大阪府・47歳女性)
「新しくデジタル業務を覚えさせられることが増えたため」(山梨県・29歳女性)
「書類などが紙から全てデジタル化されたり、会議もZOOMを使用したりしてきたから」(福井県・29歳男性)

■遅れていると感じる理由
「経営上位層の認識が遅れていて、デジタル化に対するメリットの周知が進んでいない」(静岡県・34歳男性)
「DXの重要性が経営層に十分理解されていないため、投資や人材育成が進んでいない。古いシステムを使い続けているため、新しい技術を取り入れることが難しい」(新潟県・43歳女性)
「ほとんどがペーパーで処理されていて、これを変える雰囲気は感じられないから」(奈良県・24歳男性)
「契約書や発行する資料などいまだに紙で取り扱っていることがほとんどで、デジタルに移行しようという取り組みが全くされていないため」(神奈川県・34歳女性)
「取引先がアナログ業務のところが多いため」(大分県・35歳女性)



デジタル化によってどんなメリットがあると思うか質問したところ、「特に無い(20.4%)」という人を除く約8割の人が何かしらのメリットがあると感じていることが分かりました。1位は「データ管理が楽(49.0%)」と約半数の人が回答。次いで2位には「情報の共有がしやすい(38.2%)」、3位には「仕事のスピードが上がる(37.4%)」がランクインしました。

メリットがあると感じている人が多いことが分かりましたが、DXやデジタル化の流れを職場に推進され、意味のないデジタル化を求められた経験があるか質問したところ、約5人に1人が「何度もある(5.4%)」、「ある(14.0%)」と回答。職場のデジタル化は、社員にとって良い形で進められていない部分もあることがうかがえます。



デジタル化ができていないものについては「社内書類の印刷や決裁者の押印(36.2%)」に最も多くの票が集まりました。「社外向け書類の印刷や契約者などへの押印・郵送(28.2%)」、「FAXの送受信(27.4%)」にも約3割の票が集まり、ペーパーレス化が実現できていない企業もまだまだ多いことが分かりました。一方、「全てデジタル化されている(15.6%)」と、デジタル化が進んでいる職場も一定数あるようです。

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