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EXILE ÜSA「日本にダンスの日を作りたい」DANCE EARTH PARTYでの活動を通じて見据える夢

Entame Plex / 2016年8月3日 14時21分

――世界の踊り(祭)と日本の祭を体感してみて、改めて気づいたことはありましたか?

ÜSA「僕ら日本人は、みんなで合わせて踊るのが好きですよね。盆踊りもそうだし。みんなで同じ動きをして一体感やつながりを感じる。そういう踊りが多い気がしますね。輪になって踊る意味を掘り下げると、凄く面白い話があるんです。というのも、盆踊りは亡くなった先祖がお盆に帰ってくる時期に踊りますよね。もちろんいい霊もいれば悪い霊もいるわけですが、悪い霊だけ跳ね返しちゃうと、またいつ戻ってくるかわからない。だから、いったん輪に入って楽しんでもらって「また来年」って気持ちよく送り出す意味があるそうなんです。おもてなしをして送り出すっていう、凄くいい考え方ですよね。ということは、祭りは楽しければ楽しいほどいいってことですよね。僕が新しくお祭りを作れる時があったとしたら、輪になってとにかく楽しいお祭りにしたいと思いましたね」

――これまで全国15箇所のお祭りで踊ったそうですが、印象に残っているお祭りはありますか?

ÜSA「どのお祭りもすべて印象的だったんですが、エピソードとして挙げさせていただくとしたら、踊っていて楽しくて一番エネルギッシュだった阿波おどりです。クラシックな基本となるステップから、だんだん激しいビートになってくると暴れ踊りに変わってくるんです。そうなってくると、ほぼほぼHIP HOPのランニングマンの動きと同じなんです。それが楽しくて(笑)」

――日本の伝統的な踊りとÜSAさんが体得してきたダンスの動きが、リンクする瞬間もあったと?

ÜSA「はい。踊りだけじゃなくて、意外な接点を感じることが結構ありましたね。島根県の石見神楽に行った時も、その太鼓を聴いていたらアフリカの太鼓と似ているリズムがあったんです。出雲にいながらアフリカを思い出すという、不思議な体験をしました。お面にもいろいろあって、日本独自のものというよりは大陸から渡ってきたものも取り入れながら、作っていったと思うお面も多いんですよね。日本のお祭りを巡ってみて、音楽も踊りも衣装も、その地域だけで生まれたものではないんだと感じました。そういう意味でも、世界を旅して楽しいと思ったものはどんどん取り入れて、それを僕なりにアレンジして作っていくという考え方は、正解なんだって感じましたね」



――新曲『NEO ZIPANG ~UTAGE~』はどんな想いから生まれたのでしょうか?

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