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パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンでアフリカ出身アーティストの作品を集めた展覧会を開催

FASHION HEADLINE / 2017年5月20日 20時0分

Abu Bakarr Mansaray

仏パリ・ブローニュの森にあるフォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)にて、「アート / アフリカ ― 新たなアトリエ(Art / Afrique, le nouvel atelier)」展が開催中。

本展覧会は、サハラ以南から南アフリカにおよぶアフリカ各国のアーティストたちによる最新の作品を「The Insiders」「Being There」「Fondation Louis Vuitton」というそれぞれ異なる視点から捉え、3つのセクションによって展開されている。

「The Insiders」では、アフリカ現代アートの世界最大コレクターであるイタリア人投資家のジャン・ピゴッツィ(Jean Pigozzi)氏の比類なきコレクションの中から、1989年から2009年までの作品に焦点を当て、コレクションを象徴する15組のアーティストの作品を展示。「Being There」では、批判的に彼らの国の過去に立ち戻り、とりわけ植民地化の歴史にスポットを当てた南アフリカの現代アートを、アーティストが生まれた年代別に並べている。

そして、フォンダシオン ルイ・ヴィトンでは、“コレクションの中に見るアフリカ”をテーマに、国際写真センター(International Center of Photography)のインフィニティー賞(Infinity Award)を受賞した南アフリカ共和国出身のザネレ・ムホリ(Zanele Muholi)や、ルイ・ヴィトンの「トラベルブック」コレクションのパリ版を手掛けたシェリ・サンバ(Cheri Samba)など、世界的に活躍するアーティストの作品を中心に展示している。

会期は8月28日まで。期間中7月7日までは、音楽、映画、詩などをテーマにした複合イベントも開催される予定。

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