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花飾り職人セヴリナの麗しいコサージュや花冠達。イセタンブライドでフィーチャー

FASHION HEADLINE / 2014年4月23日 10時0分

テーブルにはカラーフォーマル用コサージュやヘアアクセサリーが並ぶ

伊勢丹新宿店は、フランスの伝統的な手法で花飾りを製作するセヴリナ・ラルティーグ(Severina Lartique)のコサージュや花冠を本館7階イセタンブライドにてフィーチャーしている。4月29日まで。19・20日には同氏が来店し、オーダー会を行った。

会場は、花びら1枚1枚が薄い布で作られた白色や薄ピンク色のバラの花冠や、大小のコサージュが純白のテーブルクロスの上に並べられ、華やかな雰囲気。テーブル中央に置かれた花冠(15万円)はウエディング用としてのヘッドアクセサリーとしての用途の他、首飾りのようにドレスに縫い付けても利用できるアイテム。1920年から30年代のフランスの結婚式の写真も展示されており、「当時は黒のウエディングドレスが主流だった」とセヴリナ氏。

また、ウエディング用だけでなくパーティー用のコサージュやヘッドアクセサリーも紹介されている。ヴェルサイユ宮殿のバロック様式を思わせる黄金のトレイには、薄い色から濃い色までのバラのコサージュ(4万6,500円)や、ヘアアクセサリー(7,500円)など多数のアイテムが並び、目を留める顧客の姿も見られた。

セヴリナは、布の裁断から色付け、型抜き、ゴフラージュ(立体感を持たせるための工程)、組み立てまでのすべての工程を1人で制作しており、フランス経済産業雇用省よりEPV(Entreprise du Patrimoine Vivant、無形文化財企業)の認定を受けている。昨年、パリのオペラ座で行われたロマンティックバレエの代表作「ラ・シルフィード(La Sylphide)」のバレリーナの髪飾りに使われた花もセヴリナによるもの。セヴリナ氏は、「作品を製作する際には自身で見たことを自身の感性で感じ取り、その世界観を作品に具現化している」と話す。

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