1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

フェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」の新キャンペーンにナオミ・キャンベルを起用

FASHION HEADLINE / 2023年3月27日 13時0分


「ピーカブー オンパレード」
「ピーカブー」は、2009年春夏 ウィメンズコレクションのキャットウォークで初めて登場し、カール・ラガーフェルドがデザインしたプレタポルテコレクションを完成させました。トップハンドルのスタイルは、生成りのコットントワルやエキゾチックレザー、ブラックパテントレザー、パンチングスエードからなるニュートラルなトーンで作られ、内側には 斑点のあるウォータースネークが現れました。その後、シルヴィア・フェンディは、シーズンごとにデザインを進化させスケール感や着用感、素材感やクラフト感で勝負する新しいスタイルを発表しました。その後まもなく「ピーカブー」はショルダーストラップ、ウッドまたはルーサイトのハンドル、「セレリア」のステッチなど、季節に応じたディテールでアレンジされました。その多面的なファサードが持つ芸術的な可能性、つまりバッグの内側も外側も同じように美しく、デザインやサイズの無数のバリエーションを生み、特徴的なターンロックをひねると内側の表情が現れるのです。

現在「ピーカブー」は、キム・ジョーンズが手がけるフェンディのウィメンズ プレタポルテコレクションとシルヴィア・フェンディが手がけるメンズコレクションのランウェイで、常にその存在をアピールしています。2020年秋冬のキャットウォークでデビューし、アコーディオンシェイプとシャープな斜めのサイドが特徴的な「ピーカブー アイシーユー(PEEKABOO ISeeU)」から、「ピーカブー エックスライト(PEEKABOO X-Lite)」まで、その構造の進化は何度も新しい展開を見せ、「ピーカブー」の重要な特徴である「隠すこと、見せること」はそのままに、バックパネルのターンロック位置を変えて、広さと軽量を実現したシングルポケットのモデルです。


「ピーカブー」の遊び心と人物像
子供の遊び「いない、いない、ばあ!」にインスパイアされた遊び心あふれるネーミングの「ピーカブー」は洗練されたミニマリズムと貴重なテクスチャーやカラーのコントラスト、そして女性とバッグの親密さを問いながら内側と外側の登場を常に繰り返す、相反するものの研究です。フェンディのユーモアと皮肉っぽいセンスを表現し、その精緻なディテールと、ターンロックをひねることで見え隠れする美しさの可能性で驚きを与えます。バッグの「スマイル」を開くことで、トロンプルイユのように「ピーカブー」が口、笑顔、そして顔として瞬時に擬人化され、それはアーティストや著名な友人たちにインスピレーションを与え、女優のグウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)、歌手で女優のジョイ・ヨン(Joey Yung)、建築家のザハ・ハディッド(Zaha Hadid)、モデルのリウ・ウェン(Liu Wen)や森星(Hikari Mori)、そして歌手のアデル(Adele)らは、シルヴィア・フェンディと共に「ピーカブー」に特別な解釈を加えています。デザインされるオブジェクトは、フェンディとともに発展してきた20世紀のイタリアの芸術とデザインの前衛的な動きをも物語っています。厳格な構造、ポケットパネルのしなやかなドレープ、大胆なメカニカルデザインと幾何学的なハードウエアの組み合わせにより、「ピーカブー」はファッションアクセサリーの地位を超え、他の実用的なオブジェと並んで、収集可能な宝物として継承されます。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください