フェンディがアイコニックな「バゲット」バッグを通して称えるイタリアのクラフツマンシップ
FASHION HEADLINE / 2020年10月22日 14時0分
ウンブリア(Umbria)州に向かうと、ペルージャ(Perugia)市の豪華な手織りの生地が、次なる「ハンド・イン・ハンド」コラボレーションの焦点となります。1921年からジウディッタ・ブロッツェッティ(Giuditta Brozzetti)によってクリエートされた非常に装飾的かつ歴史的な模様を称えます。彼女のイニシャティブによる女性のアントレプレニューア(起業家)にとっての初めての例の1つです。このアトリエは独自の研究室を備え、かつてフランシスコ会修道院内で織りを習熟して、結婚式用リネンを作っていた地元の女性に働くチャンスを提供しています。第4代目になるファミリービジネスは、 19世紀のアンティークな織機を使って、中世のデザインからインスピレーションを得た、本物の手織布を生産しています。バゲットのために、今では、兄弟の孫娘、マルタの経営するジウディッタ・ブロゼッティ店が、古典的な神話の馬、孔雀、ユニコーン、鳩を、明るいロイヤルブルーでフィーチャーしたツートンのスクロールモチーフの歴史的な織物を再現しました。その背景は中立的なトーンです。過去にはこのブルーは、東南アジアからもたらされた希少な藍(インディゴ)の色素で作られたため、非常に貴族的な色と認識されていたのです。このロイヤルブルーがバッグに本来の豪華さを輝かせています。バッグは、中世の織物に施された古代のトリミングにインスパイアされた、手作りのマクラメレースで仕上げられています。
レースの町として知られるイゼルニア(Isernia)は、イタリアの東海岸のモリーゼ(Molise)地方(長靴型のイタリアのかかと近く)に立地しています。繊細なアイボリー色の糸を使用したイゼルニアのボビンレースは、その平らで幾何学な模様と、細かな木製のボビンで作られた超軽量スパイラル、さらに円筒形のクッション付き土台に保持されたトレースパターンのおかげで、世界中で高く評価されています。言い伝えでは、ベネディクト会の修道女たちが16世紀初頭にスペインの伝統を持ちこんで、その技法をサンタマリア・デッレ・モナケ教会のシスター(修道女)たちに伝えたのだそうです。今回このフェンディ「ハンド・イン・ハンド」プロジェクトは、GCコレッディ(Corredi)レース店と共同で、レースのスペシャリスト職人の手によって実現されていて、ナッパレザーで作られたバゲットに、淡いニュートラルカラーのイゼルニア・レースワークによるパネルが重ねられています。
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