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「LOUIS VUITTON &」開催。創業160余年を誇るルイ・ヴィトンのクリエイティブな交流やアーティスティックなコラボレーションを振り返る

FASHION HEADLINE / 2021年3月25日 16時0分


ルイ・ヴィトンと日本:レザーグッズの伝説
「村上隆」
約15年にわたり続いた、スーパーフラットアート運動の旗手として広く知られている村上隆(1962年、東京生まれ)とルイ・ヴィトンとの実り多きカラフルなコラボレーション。初のコラボレーションは2003春夏にローンチされ、ブラックとホワイトのキャンバス地にルイ・ヴィトンのクラシックな「モノグラム」をポップなカラーで再解釈した「マルチカラー」コレクションでした。ここでは、オブジェを実物大で描き出したウォールペーパーをバックとして、村上による「モノグラム」のデザインの全容が明かされます。すなわち、2003年のチェリーブロッサム・モチーフのバッグとキャラクターバッグ、2005春夏の「チェリー」シリーズ、2008年の「モノグラモフラージュ」、そして村上のアイコンである「フラワー」や「スマイリーフェイス」と伝統的なルイ・ヴィトン モノグラムを組み合わせた限定製品「コスミックブロッサム」コレクションです。


「草間彌生」
草間彌生(1929年、長野生まれ)は、日本の美術界を代表する偉大な女性アーティストであり、その作品は鑑賞者を現実逃避的であると同時に意味深い世界への没入に誘います。ドットは草間のシグネチャーとなり、自身の幻想的なビジョンと緻密な制作プロセスは多様な創作素材と形状を通して絶えず更新され、時として誇大なエフェクトを生み出しています。

草間とルイ・ヴィトンのコラボレーションは、「モノグラム」と彼女のアイコンであるダイナミックなドットとの間の鮮烈な相互作用という形で2012年にスタート。バッグ「ネヴァーフル」をはじめ、草間の作品に頻繁に登場するモチーフであるパンプキンの形状から着想を得たゴールドの「ミノディエール」にいたるまで、彼女がデザインするピースはさながらトロンプ・ルイユ(騙し絵風)であり、多様なアプローチと反復するモチーフの融合が見られます。


アートとファッションの出逢い
ルイ・ヴィトンが1998年にファッション・コレクションを発表して以来、著名なアーティストとの大胆なコラボレーションは常に話題となり、人気を博しています。これまでに、スティーブン・スプラウス、リチャード・プリンス、ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン、ダニエル・ビュレン、草間彌生、クリストファー・ネメス、グレース・コディントン、シュプリームが、メゾンのウィメンズ & メンズのデザイナー(マーク・ジェイコブス、ニコラ・ジェスキエール、キム・ジョーンズ、ヴァージル・アブロー)と共に、多種多様なコラボレーションを展開しています。具体的に言うと、アーティストたちは、プレタポルテやアクセサリーをデザインし、メゾンのためにあらゆる作品に取組み、ルイ・ヴィトン ストアやファッションショーに創造性溢れる魔法をかけるのです。ファッションがアートを触発するにせよ、その逆にせよ、メゾンとアーティストたちの緊密な関係は、クリエイティビティとイノベーションへの揺るぎないコミットメントを両者が共有していることを示しています。

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