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「LOUIS VUITTON &」開催。創業160余年を誇るルイ・ヴィトンのクリエイティブな交流やアーティスティックなコラボレーションを振り返る

FASHION HEADLINE / 2021年3月25日 16時0分


川久保玲によるルイ・ヴィトンの世界
ルイ・ヴィトンと川久保玲の関係は、2014年の「アイコンとアイコノクラスト:Celebrating Monogram」プロジェクトよりも前まで遡ります。メゾンと川久保の初のクリエイティブな対話は2008年に、6つの「パーティーバッグ」のカプセルコレクションとして結実しました。これらのバッグは未来を先取りしたデザインであり、意表を突く新たなフォルムと機能性の拡大をメゾンにもたらしました。次いで2014年、川久保は「バッグ ウィズ ホールズ」をデザインし、ルイ・ヴィトンの伝統をスタイリッシュに覆しました。川久保玲は本展のために、このアイコニックなバッグをレザーで構想──この限定製品は、ルーム6でご覧いただけます。

こちらの空間演出は、巨大サイズの「バッグ ウィズ ホールズ」をイメージしており、文字通りにバッグの中に入り込んだかのような錯覚を味わい、ボリューム、比率、テクスチャーをご体感いただけるでしょう。


真っ白なキャンバスに見立てたバッグ
「モノグラム」
ダミアン・ハーストのカラフルな蝶、村上隆の風変わりなマンガ風キャラクター、スティーブン・スプラウスによるスプレーペイントのグラフィティ風レタリング、ジェフ・クーンズが再現したモナリザの微笑み…1896年に誕生したアイコニックな「モノグラム」に代表されるルイ・ヴィトンのクラシカルなモチーフは25年以上前から、現代美術界をリードするアーティストたちとのコラボレーションによって再解釈され、変容を遂げてきました。ここで展示されているアイテムはいずれも、個性の表現のための新たなキャンバスとしてアーティストに提供された結果、日常的に持ち歩けるアート作品に姿を変えたバッグやラゲージです。


「カプシーヌ」
「アーティーカプシーヌ」とは、カスタマイズされた「カプシーヌ」によって構成された限定コレクションです。多くの人に愛されているこのバッグは、ルイ・ヴィトンが初の店舗を構えたパリのヌーヴ・デ・カプシーヌ通りの名に由来しています。本コレクションの「カプシーヌ」はいずれも、気鋭の現代アーティストの創意に富んだ想像力から生まれたオリジナルデザインに、サヴォアフェール(匠の技)、厳密なスキル、革新に取組む精神が引き継がれるメゾンのアトリエが命を吹き込んで完成させたもの。これまでに、12人のアーティストがルイ・ヴィトンからの誘いを受け、「カプシーヌ」の再解釈に挑みました。「アーティーカプシーヌ コレクション」は、ルイ・ヴィトンとクリエイティビティとの親愛なるストーリーに新たに加わった鮮烈な章なのです。

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