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「LOUIS VUITTON &」開催。創業160余年を誇るルイ・ヴィトンのクリエイティブな交流やアーティスティックなコラボレーションを振り返る

FASHION HEADLINE / 2021年3月25日 16時0分


ルイ・ヴィトンと日本:ファッショナブルなラブストーリー
ルイ・ヴィトン ウィメンズ アーティスティック・ディレクター ニコラ・ジェスキエールは、2018クルーズ・コレクションのショーを2017年5月に日本のMIHO MUSEUMで開催するにあたり、日本文化に敬意を表し、日本のアート界とファッション界のレジェンドである山本寛斎(1944-2020年)を讃えるモチーフを採用しました。山本は1971年にロンドンで初めてコレクションを発表したことで、三宅一生、川久保玲、山本耀司といった日本人デザイナーたちが一挙に台頭して海外で活躍する道を切り拓きました。桃山時代(ほぼ1573年から1615年までの短期間でしたが、欧州のバロック文化に対応する煌びやかな文化が花開いた時代)の文化からインスパイアされた山本は、大胆でエキサイティングな息吹をファッション界にもたらしました。山本の色彩に溢れたモチーフに魅了されたニコラ・ジェスキエールは、これらのモチーフをクルーズ・コレクションのフューチャーリスティックなシルエットに取入れたのです。ルーム10では、山本寛斎の最もアイコニックなクリエーションのうちの1つをご覧いただけます。山本寛斎の色彩に満ちたモチーフに魅了されたジェスキエールは、これらのモチーフを2018クルーズ・コレクションの未来的なシルエットに反映しました。

ここではまた、日本のデザイナーたちとのコラボレーションによって誕生したメンズのルックもご覧いただけます。藤原ヒロシ(フラグメントデザイン)とキム・ジョーンズのコラボアイテム(2017年)、NIGO(R)がルイ・ヴィトン LV スクエアードコレクション(LV2) のために富士山をモチーフとしてデザインしたマウンテンアビエーターブルゾン(2020年)に加え、東京で開催されたヴァージル・アブローの2021春夏メンズ・コレクションのショーで、大きなテディベア──ルイ・ヴィトンのアーカイヴに保管されているぬいぐるみ玩具へのユーモアを込めたオマージュ──と共に登場して冒頭を飾ったルックが展示されています。


デジタリー・イン・モーション
エネルギッシュで遊び心溢れるデジタル・ディスプレイでは、3つのルイ・ヴィトンの世界を、インタラクティブにお楽しみいただけます。山本寛斎からインスパイアされた世界では、だるま、歌舞伎の面、モノグラム・フラワー、そして扇子が生き生きと舞います。2つ目のデジタル体験では、入場者の動きに合わせて、感熱式のグラフィティがフラグメントデザインの地下鉄に映し出されます。そして最後はNIGO(R)の世界──ルイ・ヴィトンのダミエ・パターンを背景にアイコニックな動物が描かれた空間に、イエローのペイントのしぶきが掛かります。

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