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ルイ・ヴィトンからウォッチメイキングが誇る匠の技を体現する新モデルが登場

FASHION HEADLINE / 2021年5月10日 13時0分

©Ulysse Frechelin
「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」──それは、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングが誇る匠の技を体現する新モデル。その大きな特徴は、サファイアクリスタルのブロックから削り出して作ったケースです。フライング トゥールビヨンが搭載された、この完全に透明なケース──ジュネーヴシール(ポワンソン・ド・ジュネーヴ)レベルのウォッチメイキングの歴史においてもこの種のケースは前例がありません──は、技術的にも芸術的にも偉業と言うべきものであり、精巧なオープンワークが施されたマニュファクチュールムーブメントの微細なディテールのすべてを見ることが可能です。

©Ulysse Frechelin
秘められた機構のすべてを明かす
「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」は、メゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の精緻を極めた比類なきイノベーションを体現しています。

現在アトリエでは、合成コランダム(2000℃以上の超高温で酸化アルミニウムを変容させて、天然サファイアとまったく同じ結晶を人造したもの)の可能性を追求しています。タイムピースの風防のクリスタルとして半世紀以上前から使われていましたが、1996年に初めてウォッチケース製作に使用された合成コランダムは、100%人体に無害の素材であり、数えきれないほどの利点があるにも関わらず、これまで活用されることは稀でした。硬度が高い(モース硬度9)ことから、ブロックから削り出して加工するには困難が伴うためです。しかしながら、その光学的に優れた透明性ゆえに、変形を引き起こすことなくムーブメントのディテールや秀でた技術を披露するために必要なすべてのクオリティを備えています。

©Ulysse Frechelin
これは、時計愛好家の間に熱狂を巻き起こすことを約束されたハイウォッチメイキングの新たな逸品でしょう。精緻なオープンワークが施されたムーブメント──自動巻き、パワーリザーブ80時間、繊細なモノグラム・フラワー モチーフのキャリッジに収められたフライング トゥールビヨンという特徴を持つ、並外れた機械式ムーブメント──のすべてのディテールを惜しげもなく明かしてくれるスケルトンのウォッチです。

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