福岡県内で食中毒疑い2件 計15人が下痢や腹痛訴える

FBS福岡放送

福岡県は先月下旬からおとといにかけて食中毒が疑われる事案が2件あったことを発表しました。

福岡県によりますと今月3日、県内に住む40代の男性と30代の女性の計2人からおう吐や下痢など食中毒の症状が出たと連絡がありました。

2人は前日2日の昼ごろに、福岡県糸島市の飲食店で海鮮丼やあら炊きなどを食べ、その日の夕方に症状が出たということです。

2人の症状はいずれも快方に向かっています。

同じ日にこの飲食店を利用した、3つのグループの8人も同様の症状を訴えているということで、県が原因を調査しています。

また飯塚市では、先月27日に居酒屋とファミリーレストランを利用した女性5人に食中毒の症状が出ています。

重症の人はいません。

5人は同じグループで、居酒屋では鳥刺しや鳥の炭火焼きなどを食べたということです。

福岡県内では4月中旬以降、最高気温が25度を超える夏日になるなど平年より気温の高い日が相次いでいて、県は食材の温度管理に注意するよう呼びかけています。