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週に1回以上ビール飲料を飲む人はどれくらいいる? 自宅で飲む頻度は38%増

ファイナンシャルフィールド / 2021年6月28日 9時0分

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だんだん気温が高くなり、仕事の帰りに冷たいビールを飲みたくなるこの季節。緊急事態宣言で飲食店の時短営業が制限され、居酒屋で飲むより家飲みが増えたという人も多いのではないでしょうか。   株式会社ROI(東京都千代田区)は、コロナ禍におけるビール飲料(ビール・発泡酒・新ジャンル・ノンアルコールビールを含む)についての意識調査を実施し、1000名の有効回答を集めました(※1)。早速結果を見ていきましょう。

週に1回以上ビール飲料を飲む人は9割。50代は4人に1人が毎日飲む

現在、自宅や外食でビール飲料(発泡酒・第三のビール・ノンアルコールビール含む)を飲む頻度を尋ねたところ、自宅や飲食店でビール飲料を飲む頻度は「毎日」が23%、「週に3回以上」が33%、「週に1回以上」が33%となり、週に1回以上飲むという人が9割近くでした。
 
年代別で見ると、20代は他の年代に比べて飲む頻度が最も少なく、「週に3日以上」は30%、「週に1回以上飲む」で72%でした。最も飲む頻度が高いのは50代で、28%とおよそ4人に1人は毎日ビール飲料を飲むという結果となりました。
 

自宅でビール飲料を飲む頻度はコロナ禍で38%増

コロナ禍において自宅でビール飲料を飲む頻度が変化したか聞いたところ、「増えた」と回答した人は38%、「変わらない」が57%でした。「増えた」と回答した割合が最も高いのは40代の41%で、最も少ないのは60代以上で25%でした。
 
また、同様にノンアルコールビールを飲む機会が増えたかと尋ねると、「増えた」と回答したのは10%で、「変わらない」が80%でした。
 
コロナ禍で飲食店が時短営業となり、現在の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の該当エリアでは酒類の提供の自粛が求められています。これを背景に自宅でお酒を飲む「宅飲み」が増えたようです。
 
総務省統計局家計調査によると、2020年の「ビール」の支出金額は1万1364 円、「発泡酒・ビール風アルコール飲料」は1万291 円でした。
 
2019年は「ビール」が1万720円、「発泡酒・ビール風アルコール飲料」が8814円だったので、実際にコロナ禍でビール飲料への支出が前年に比べ1割以上増えています。
 
一方、2020年の「飲酒代」は9405円 で、2019年の1万9892 円から1万円以上も減少しており、外飲みが大幅に減ったことが数字の上でも明らかとなりました(※2、3)。
 

早く飲食店でキンキンに冷えたお酒を飲みたい!

緊急事態宣言が早く明けて飲食店でお酒が飲めることを期待しているかと聞いたところ、飲食店でお酒が飲めることを「すごく期待している」が30%、「期待している」が44%と、7割以上が飲食店でお酒を飲みたいと思っていることがわかりました。
 
特に20代では80%が「期待している」と回答しました。早く友達などと、お店で飲みたいと思っているようです。
 
飲食店でお酒が飲めるようになったら、1杯目に何が飲みたいか聞いたところ、1位は「生ビール」が85%と圧倒的に多い結果に。やはり最初の一杯は生ビールがいいですね。
 
以下は、「カクテル・サワー」(4%)、「チューハイ」(3%)、「ノンアルコールビール」(2%)、「ハイボール」(2%)となりました。
 
20代では生ビール派が71%と、他の年代より10ポイント以上も少なく、カクテルやチューハイが多いことが特徴的です。「若者のビール離れ」といわれていますが、本当のようですね。
 
飲食店でお酒を飲むメリットを尋ねると、キンキンに冷えている、のどごしがよいなど、お酒の「家庭では再現できない品質」と答えた人が44%%と最も多く、「店舗の雰囲気」(15%)、「美味しい肴」(14%)、「気の合う仲間とワイワイ」(12%)が続きました。
 
また、飲食店でビールと食べたい一品料理は「唐揚げ」(23%)、「焼き鳥」(20%)、「枝豆」(10%)、「餃子」(9%)、「お刺身」(7%)という順になりました。
 
家で飲むお酒もいいですが、やっぱり気の合う友達とおいしい料理をつまみながらお店で飲むお酒はまた格別です。ワクチン接種が進む海外ではバーやレストランが再開してきたというニュースを耳にします。
 
コロナが1日も早く収束し、これまでの日常を取り戻すことを願ってやみません。
 
[出典]
※1:株式会社ROI「コロナ禍におけるビール飲料についての意識調査」(株式会社 PR TIMES)
※2:総務省統計局「家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
※3:総務省統計局「家計調査 2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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