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健康のために食生活で気をつけていることは? 40〜50代が生活習慣病の中でも気にしている症状は?

ファイナンシャルフィールド / 2021年12月21日 11時10分

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厚生労働省の「令和2年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は 81.64 年、女性の平均寿命は 87.74 年となり、前年と比較して男性は 0.22 年、女性は 0.30 年上回っています(※1)。   このように平均寿命は延びていますが、健康を維持するためにみんなはどのようなことに気を遣っているのでしょう。   FONTEC R&D 株式会社(本社:岡山県真庭市)は、「健康意識に関する調査」を実施しました(※2)。主に食生活を通して、どのように健康に気を遣っているのか聞いています。

半数以上の人が普段の食生活で健康を意識

普段の食生活で健康を意識しているか聞いたところ、51.8%が「意識している」と回答。30.5%が「気をつけたいが気をつけられていない」と回答しました。
 
また、健康のことを考えている場合、どのようなことに気をつけているか尋ねると、68.8%が「栄養バランスが良い食事を心がけている」と回答しました。次いで「規則正しい食リズムの実践」(59.7%)、「睡眠時間の確保」(58.0%)が続きました。
 

栄養バランスに気を配るほか、食物繊維を意識して摂っている人が多い

食生活を見直す場合どのようなことに気をつけたいか聞いたところ、「必要な栄養をしっかりとれているか管理する」(43.5%)、「食物繊維を摂取する」(43.3%)、「健康になるための知識を付ける」(41.7%)がトップでした。
 
年齢別に見ると、50代の49.4%が「食物繊維を摂取する」と回答し、整腸効果や血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下などの効果が期待できる食物繊維を積極的に摂取していることがわかりました。
 
健康に気をつけたいが気をつけられていない場合、何があれば解決できるかを聞いたところ、最も多い回答が「1日の献立を指示してくれる」で43.4%を占めました。次いで「時間」(36.8%)、「定期的な健康診断」(27.9%)となりました。年齢別に見てみると、20代の60.9%が「時間」と回答しており、時間に追われて健康に気を使うことができないようです。
 

食事・栄養面で健康のために1ヶ月にかけられるのは3000円以下

食事・栄養面で健康のために、普段の食事以外に1ヶ月にかけられる金額の目安を聞いたところ、最も多いのは「0円〜1000円」(31.8%)、「1000円〜2000円」(22.4%)、「2000円〜3000円」(20.0%)という順になりました。3000円以下が74.2%を占める結果となりました。
 
30代〜60代は「0円〜1000円」、20代は「1000円〜2000円」と回答した人が最も多く、若年層が一番健康のためにお金をかけられることがわかりました。
 
普段から生活習慣病の予防を心掛けているか聞いたところ、55.6%が心掛けていると回答。年齢別に見てみると若年層(20代〜30代)は「普段から生活習慣病の予防を心掛けていない」と回答した人が半数以上。
 
一方、40代〜60代になると「普段から生活習慣病の予防を心掛けている」と回答した人が半数以上と変化しています。生活習慣病を予防しようと、40代頃から普段の生活で健康を心掛けるようになっていることが伺えます。
 
40代〜50代の生活習慣病の中でも特に気にしている症状は、1位「肥満」、2位「糖尿病」、3位「高血圧」という順に。60代の1位は「高血圧」、2位「肥満」、3位「糖尿病」という結果になりました。
 
以上のように、多くの人は健康を意識した食生活をしているようです。健康を維持することは幸福につながりますし、長く働けたり医療費がかからないなど金銭的にもメリットがあります。さらに適度な運動をプラスして健康を維持していきたいですね。
 
※1:令和2年簡易生命表 主な年齢の平均余命
※2:FONTEC R&D 株式会社【20~60代男女に聞いた「健康意識に関する調査」 】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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