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定年後は「シルバー人材センター」で働きたい! でも定期的に仕事はあるの?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月18日 0時20分

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定年後、「シルバー人材センター」を利用して働くケースがある、と聞いたことがある方もいるでしょう。しかし、実際、「シルバー人材」とはどのようなものなのか、よく分からないという方もいるかもしれません。   本記事では、「シルバー人材」とは何か、また定期的に仕事はあるのかなど、紹介します。

シルバー人材とは

「シルバー人材」とは、60歳以上で、就労可能な人材のことを指します。退職後も収入を得たい方や、社会参加を望んでいるシニアの方もいるでしょう。そのような場合、「シルバー人材センター」に登録することで、定年後も何かしらの仕事に従事することが期待できます。なお、シルバー人材として就業できるのは、自治体により異なり、中には上限を設けていない地域もあります。
 
近年では労働人口が減少しており、企業における人材獲得が難しくなっているという社会的背景もあり、シニアの活用が注目されています。「シルバー人材センター」は全国の各市町村に設置されています。具体的には、「シルバー人材センター」に登録している会員に対して、企業や個人から発注された仕事の紹介や、提供を行うことが主な役割です。
 

シルバー人材センターで提供される仕事について

シルバー人材センターで提供される仕事は、さまざまな種類があります。パソコン指導や翻訳・通訳、大工仕事や庭木の剪定をはじめ、建物管理や販売員、家事サービスなど、さまざまな分野において多岐にわたる仕事ができます。
 
ただし、自分が希望する仕事があるとは限らない点に留意が必要です。自分が登録したい地域の「シルバー人材センター」ではどのような仕事があるのか、知りたい場合は、事前に問い合わせるとよいでしょう。
 
就業日数は担当する仕事によって異なり、毎月の就業日数が保証されているわけではない点にも注意が必要です。「全国シルバー人材センター事業協会」によると、全国平均で月に8~10日就業した場合に得られる月収は3~5万円程度と公表されています。なお、月収に関しても就業日数と同様、一定した収入の保証はありません。
 

シルバー人材センターへ登録する方法とは

シルバー人材センターの会員として登録するためには、まず、原則60歳以上であること、健康かつ働く意欲があることが必要です。また、「シルバー人材センター」の趣旨に賛同する必要もあります。内容は、最寄りの窓口でのパンフレットや、インターネットで事前に確認しておきましょう。
 
上記に問題がなければ入会説明を受けたあと、申込書を提出し、定められた会費を納めます。会費は毎年納める必要がある点にも留意が必要です。会費の金額は、自治体によって異なるため、登録する地域のシルバー人材センターに問い合わせて確認しましょう。
 

定年退職後も働きたい場合はシルバー人材センターに登録しよう

シルバー人材センターに登録し、条件を満たせば、自治体によっては上限の年齢の定めなく働ける場合もあります。就業日数や最低月収の保証はありませんが、定年退職後も社会参加を望む人にとっては、よい機会となるでしょう。どのような仕事があるのか、また会員登録に必要な会費はいくらなのか、登録したい地域で、事前に確認することが大切です。
 
定期的に仕事があるかどうかは、自治体や、タイミングにより異なり、常に仕事ができるとは限りません。しかし、元気なうちは働きたい、また、社会貢献したい、収入が欲しい、などと考えている場合は、上手に利用しましょう。
 

出典

「公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会」 シルバー人材センターで行っている主な仕事
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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