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渋谷区の「松濤」に住めるのは、どれくらいのお金持ち? 年収はいくら必要?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月20日 4時40分

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都心の繁華街、渋谷からほんの一歩離れると、落ち着いた雰囲気と自然豊かな住環境が広がる地域が存在します。それが渋谷区の「松濤」です。この地域は閑静な住宅地でありながら、独特な文化や歴史も併せ持つエリアとなっています。   では、どれほどの財力があれば松濤での生活を享受できるのでしょうか。本記事では、松濤に住むための基本情報と地価などについて解説します。

渋谷区松濤の基本情報

渋谷区松濤は、緑豊かな住環境と高級住宅地としてのイメージを持つ一方で、渋谷の中心部からほど近いという利便性も兼ね備えています。
 
当地の特徴の1つは、5000平方メートルを超える広さを持つ鍋島松濤公園という都市公園の存在です。その美しさから「東京のオアシス」とも称されています。ここでは季節の花々が見ごろを迎え、住民たちは日々の生活の中で四季折々の風情を満喫できるのです。
 
また、この地域には古くから富裕層が集まり、現在もその傾向が続いています。それは街並みにも現れており、個性的な建築物が点在し、町全体が美術館のような風情を醸し出しています。そのため、松濤にはアートやデザインに敏感な人々が多く暮らし、独特の文化が育まれているのです。
 

渋谷区松濤の地価について

それでは、具体的に松濤での生活にはいくらの経済力が必要なのでしょうか。2023年の公示地価の平均は1平方メートルあたり約170万円となっています。
 
つまり、松濤の一等地にある100平方メートルの土地価格は、おおよそ2億円程度となるわけです。これは都心部での土地価格としては相応であり、その高さが松濤の高級住宅地としての地位を示しています。家を建てる費用や生活費を含めると、さらに大きな金額が必要です。
 
土地価格だけでなく、高品質な建材を用いた建築費や、周辺環境に合わせた外構費なども考慮に入れると、さらにコストは増大します。
 

渋谷区松濤の住宅事情と住むために必要な経済力

年収がそれほど高くなくても、新築にこだわらなければ松濤に住むことは可能です。物件の種類や築年数、広さの条件について許容範囲が広ければ、選択肢は増えます。例えば、築年数が50年近く経過した賃貸物件であれば、家賃が15万円程度で見つけられます。入居時の審査を考えると年収540万円以上あれば松濤での生活が楽しめるでしょう。
 
一方、50平方メートル以上の築浅物件は1LDKで30万円台から、2LDKでは60万円以上となり、これらに対応する年収はそれぞれ1080万円と2160万円となります。
 
しかし、広めの賃貸物件に住むなら2000万円以上、子育てのことを考えたスペースも含めると3000万円台後半が必要です。家を購入する場合は中古物件でも3億円台後半、土地だけでも2億円台半ばから必要です。
 
さらに、固定資産税や修繕費、教育費、退職後の生活費も考慮しなければなりません。
 

さまざまな情報源をあたれば「掘り出し物」物件が見つかるかも

渋谷区松濤のイメージは高級住宅街ではありますが、築年数や間取り、広さなどのポイントを絞って細かく探せば、自分の年収などの条件にあった物件が見つかる可能性はあります。大手の住宅情報サイトだけではなく、地元の不動産業者なども細かく回ってみましょう。「掘り出し物」としてのコストパフォーマンスの高い物件に出会えるかもしれません。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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