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お金が貯まらない原因は「特別費」かも! コンサートやマンション更新料も?

ファイナンシャルフィールド / 2023年7月20日 9時0分

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教育費や住宅ローン、老後の生活費など、将来のことを考えて貯蓄に励んでいるのに、思ったようにお金が貯まらない、という悩みを抱えている人もいるでしょう。そのようなときは特別費を見直してみると、効果があるかもしれません。   そこで、今回は現在の貯蓄額に不満を抱いている人に向けて、家計支出における特別費の概要や対策方法を解説していくので一緒に確認していきましょう。

そもそも特別費とは?

特別費とは水道光熱費や通信費のように毎月料金を支払う支出ではなく、季節やイベントなどによって生じる、突発的な費用を指します。特別支出が発生するシーンは、ある程度、予算を見積もっておけるものから、事前に予期しておくことは難しい支出まで、さまざまです。
 
例えば、自動車税や車検、自動車保険などの車両関係費、お中元やお歳暮、帰省時の交通費や、誕生日といった毎年恒例のイベントによる交際費など、さらに賃貸マンションの更新料は、事前に予算を把握しておきやすいでしょう。
 
一方で、冠婚葬祭時に身に付けるスーツやお香典、またはご祝儀代、交通事故や急な病気による医療費などは、事前に予測しておくことが難しく、家計にとって痛手となる場合があります。
 
特別費の中には旅行代やコンサート、およびスポーツ観戦にかかる娯楽費なども含まれるため、個人の努力次第で節約できる項目も少なくありません。とはいえ、税金や医療費、転勤による引っ越しなど、生活をしていくうえで必要な支出も含まれています。
 
特に引っ越し費用や医療費は、数10万円以上の出費になるケースもあるので注意が必要です。毎月の貯蓄額が思ったように達成できないという人は、こうした突発的な支出が家計を圧迫し、貯蓄に回す資金的な余力がなくなっている可能性があります。
 

特別費への対策方法

上述のように特別費には生活に必要な費用も含まれています。そのため、毎月の貯蓄額を考えるうえでは、あらかじめ特別費に相当する金額を生活費に含めて考えることがポイントです。
 
まずは年間で支出する特別費を書き出してみて、それを月割りで計算し毎月積み立てていくと、家計に無理のない貯蓄額を試算することができます。例えば、年間の特別費が24万円だった場合は、これまでの貯蓄額から2万円を差し引いた金額を新たな目標額にすると無理のない貯蓄ができるでしょう。
 
その結果、貯蓄の目標額に届かなくなってしまった場合は、家計のどこかを見直して節約を意識することが基本になります。節約をする場合のポイントは、生活に必要な支出とそうでない支出をわけて考えることです。
 
例えば水道光熱費は生活に必要ですが、交際費や衣服費、旅行代などは生きていくうえで、絶対に必要な支出ではありません。まずはそれらの支出から見直してみると、節約しやすいはずです。
 
ただし、あまり節約を意識しすぎると、ストレスが溜まって、長続きしないことがあります。そのため、交際費を抑える代わりに衣服費はそのままにするなど、自分の趣味嗜好に合わせてメリハリをつけて考えることが大切です。
 

特別費はどこかで必ず発生するので、あらかじめ貯めておこう!

特別費は自動車税や固定資産税といった税金、年払いの生命保険などが含まれるため、生活するうえで支払わなければいけない費用も含まれています。
 
毎月支払うわけではないので、見落としてしまうこともあるかもしれませんが、毎月の貯蓄額を計算するときは一定額を考慮しておくことがポイントです。毎月貯蓄しているはずなのに思ったようにお金が貯まらないという人は、まずは年間で支払っている特別費をチェックしてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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