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上司に嫌われていて評価を「不当に」つけられている気がします…ボーナス支給額に響くのでどうにかしたいです。

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月2日 7時0分

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会社勤めをしている人が避けられないことのひとつに、上司の評価があります。特に直属の上司の評価が、昇給やボーナスの支給額に大きく影響する会社は多いでしょう。   上司に嫌われているという自覚がある人が、不当な評価をされているのではないかと、疑心暗鬼に陥るのも無理はありません。   本記事では、人事評価の基礎知識と、人事評価が不当だと感じたときの対処法を解説します。評価に不安や不満がある人は参考にしてください。

人事評価とは

人事評価は、会社が社員を育成するために、社員を客観的に評価することをいいます。例えば、会社の方針に従って行動して、成果をどれだけ出しているのかを評価します。
 
人事考課という言葉もよく耳にしますが、人事考課は人事評価の中に含まれていると考えられます。人事考課は、直接的に昇給やボーナス支給額、昇格などを判断するために社員を評価する方法です。本記事では、人事考課も含めた人事評価について解説します。
 

人事評価3つの要素

人事評価のやり方や要素は企業によってさまざまですが、一般的に、以下の基本的な3つの要素があります。


・等級制度……社内での序列を明確にするために各指標に応じた等級を定め、社員の業績やスキルによって等級を付与する制度

・評価制度……企業が定めた行動指標に基づき、社員の業務内容や成果を評価する制度

・報酬制度……従業員の給与や賞与などを定める制度で、評価や等級結果に基づき、個々のレベルに応じた賃金を決定する

一般的に人事評価は、等級制度によって各社員の等級を決定して、その等級に合った業務をしているかを評価し、その評価を給与や賞与に反映させて報酬とする仕組みです。
 

人事評価に求められる4つのポイント

人事評価のポイントは企業によってさまざまですが、基本的なポイントとしては、以下の4つが挙げられます。


・公正性……評価者の個人的な感情や価値観に左右されず、規則に基づいて公正に実施する

・客観性……主観や偏見に影響されないように、基準に沿って平等に行う

・透明性……評価基準や根拠、ルールを明確に定めて、オープンにする

・納得性……評価に対する適切な説明やフィードバックを実施して、被評価者の成長につなげる

最終的には、被評価者が納得できる評価をする必要があります。もし評価が不当であると感じているのであれば、上記のポイントのいずれかが満たされていない可能性が高くなります。
 

人事評価が不当だと感じたときの対処法

上司に嫌われているという自覚があり、人事評価を不当につけられていると感じているのであれば、その評価方法が、人事評価の基本ポイントを満たしていない可能性があります。
 
評価者の感情が評価に反映している可能性が高ければ、公正性に欠け、主観に影響されていると考えられるのであれば、客観性に問題があるでしょう。
 
しかし、自分が不当だと感じているだけで、評価者は適正に評価していると思っている可能性もあります。まずは、評価をしている上司と話し合う機会を設けましょう。
 
話し合いでは、評価基準やルールにのっとって評価されているかを確かめて、納得できないようであれば、上司だけではなく、さらに上の上司や人事部へも相談しましょう。当事者だけではなく、第三者の客観的な視点で判断してもらうことも必要です。
 

人事評価が不当だと感じたらそのままにせず上司に不満な点を伝えよう

自分が思ったような評価を受けていないと感じた場合は、まずは直接、上司と話し合ってみましょう。自分の勘違いで、上司には悪感情がない場合もあります。しかし、それでも納得できない場合は、第三者の立場から客観的に判断してもらうためにも、人事部や上の上司に相談することも必要になります。
 
いずれにしても、納得のいかないまま放置することは、仕事のモチベーションに影響して、最悪の場合は退職につながりかねません。自分で納得がいくまで話し合いましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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