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10年前のエアコンを使っています。新しいエアコンと比べるとどれくらい電気代が変わりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年2月24日 2時20分

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古いエアコンと新しいエアコンでは、どれくらい電気代に差が出るのか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。最新型のエアコンは10年前のものと比べて、省エネ機能が充実していることから製品によっては節電効果を得られる可能性があります。   そこで今回は、10年前と最新型のエアコンにかかる電気代を比較します。エアコンの買い替えを迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

10年前のエアコンにかかる電気代

まずは、10年前のエアコンにおける消費電力と目安の電気代を見てみましょう。今回は8畳用、20畳用に分けて、期間消費電力量と電気代をまとめました。1年間でかかる電気代は表1の通りです。
 
表1

2014年製造 8畳用 20畳用
期間消費電力量 676kWh 2091kWh
電気代 約2万280円 約6万2730円

※電気代単価30円/kWhで計算
※製品カタログを基に筆者作成
 
対応できる部屋が大きくなるほど電気代は高くなり、8畳用と20畳用では約4万2450円の差が生じます。
 

最新型エアコンにかかる電気代

次は、最新型のエアコンにかかる電気代を見てみましょう。こちらも同様に、8畳用、20畳用に分けて年間の電気代を計算しています。
 
表2

2024年製造 8畳用 20畳用
期間消費電力量 676kWh 1922kWh
電気代 約2万280円 約5万7660円

※電気代単価30円/kWhで計算
※製品カタログを基に筆者作成
 
最新型エアコンの場合、8畳用と20畳用の電気代の差は約3万7380円です。10年前のエアコンと比較して、20畳用のエアコンにかかる電気代が少なくなっていることが分かります。
 

10年前と最新型エアコンの電気代を比較してみた

10年前と最新型のエアコンにかかる電気代が分かったところで、実際にどれほど違いがあるのかを比較してみましょう。それぞれの年間電気代を、表3にまとめました。
 
表3

8畳用 20畳用
2014年製造 約2万280円 約6万2730円
2024年製造 約2万280円 約5万7660円
差額 0円 5070円

※筆者作成
 
表3を見てみると、8畳用のエアコンにかかる電気代は、10年前と最新型で変わりありませんでした。一方で20畳用のエアコンに関しては、最新型のエアコンの方が10年前のものと比べて期間消費電力量が低くなっています。結果的に、年間の電気代を5070円安くおさえられます。
 
対応畳数や機種によっても消費電力には違いが見られるため、一概に最新型のほうが電気代を安くできるとは言い切れません。しかし、リビングなどの広い部屋に対応できる大型エアコンであれば、買い替えることで電気代の節約が期待できるでしょう。
 

大型エアコンであれば最新型のほうが電気代を安くできる可能性が高い

10年前と最新型のエアコンそれぞれにかかる電気代を比較した結果、8畳用では違いは見られませんでした。対して20畳用に関しては、約5000円の節約につながることが分かりました。
 
対応畳数や機種によっても変わってきますが、10年間使い続けたエアコンは最新のものよりも経年劣化していることが考えられます。そのため、暖房効率が悪くなり買った当初よりも電気代がかかっている可能性もあるでしょう。
 
「リビング用のエアコンを10年以上使っている」「エアコンの効き目が悪くなってきた」などの場合には、買い替えを検討してもよいかもしれません。
 

出典

パナソニック株式会社 住宅設備エアコン総合カタログ2024/春号 HXシリーズ
パナソニック株式会社 住宅設備用エアコン総合カタログ(2014/春夏)Xシリーズ
東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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