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娘が上京するため物件を探しています。オートロックの有無で家賃は変わりますか?また、オートロックなしの部屋は危険すぎるでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月6日 2時50分

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大学への進学や就職などにより、地方から上京する人は少なくありません。その人が女性の場合、親としては学業や仕事だけではなく、住まいに対しても心配が尽きないでしょう。特に、家賃の高さを理由にオートロックなしの物件を選ぼうとしている場合には、防犯面が気になるところです。   今回は、オートロックの有無による家賃の違いと、オートロックなしの部屋の防犯性を高めるための方法を紹介します。

オートロックの有無で変わる家賃

物件情報サイト「CHINTAI」で取り扱っている家賃の相場情報(いずれも2024年4月1日時点)から、オートロックの有無による家賃の違いを推測してみましょう。東京23区のワンルーム物件をみると、家賃相場がもっとも高いのは港区で13万円、もっとも低いのは葛飾区で5万5000円でした。これらは、オートロック付きの物件も含めた全体の家賃相場です。
 
オートロック付きのワンルーム物件に絞ってみると、家賃相場がもっとも高かったのは、12万8000円で千代田区となっています。もっとも低いのは江戸川区となり、家賃相場は5万8000円でした。
 
オートロックなしの物件のみは検索できないためあくまでも推測となりますが、オートロックの有無で家賃相場は大幅に変わらないことが予想されます。
 

オートロックなしの物件は危険?

オートロックなしの物件だから危険というわけではありません。物件のある地域の治安や夜の時間帯の人通りなどによっても、安全性は変わります。オートロックのある物件でも、例えば隣人とのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。窓から侵入される可能性もあります。宅配業者などを装って侵入してくる人がいないとも限りません。
 
防犯性はオートロックがあった方が高いといえます。危険すぎるかどうかはさまざまな要素によりますが、もし心配であれば、オートロックを含め、防犯性の高い物件に住まわせたほうがよいでしょう。
 

オートロックなしの物件を選ぶ場合の注意点

オートロックなしの物件に住まわせる場合は、そのほかの設備にも注目しておきたいところです。ここでは、安全性をより高める代表的な設備などを紹介します。
 

ディンプルキー

シリンダーキーと呼ばれる鍵は、ピッキング被害に遭いやすいといわれています。一方、複雑な構造を持つディンプルキーは、そのリスクを最小限に抑えられるでしょう。
 

管理人のいる物件

エントランスなどに管理人が常駐している物件は、安全性が高いといえます。犯罪目的で侵入する人を大幅に減らせる効果が期待できるでしょう。
 

防犯カメラ

エントランスや階段、廊下など共有スペースに防犯カメラのある物件だと安全性が増します。安易に侵入しようと考える人が減るためです。仮に何かトラブルがあったとしても、証拠が残るため、早期解決へと繋がるでしょう。
 

オートロックなしの物件でも防犯設備が整っていれば比較的安心

東京23区では、今回引用したデータに限っては、オートロックの有無による家賃差は大きくありませんでした。より安いオートロックなしの物件を選ぶのも経済的には一つの選択肢となりえるでしょう。
 
オートロックなしの物件は危険すぎると思われがちですが、そうとも限りません。管理人がいたり防犯カメラが付いていたりする物件であれば、安全性が高いといえます。防犯設備の有無や安全性の程度に関しては、総合的な判断が大切です。
 

出典

CHINTAI 東京都の家賃相場情報 ワンルーム
CHINTAI 東京都の家賃相場情報 ワンルーム オートロック
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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