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水道水に含まれる科学的な成分が心配で、いつも「ミネラルウオーター」を購入しています。節約のために浄水器を買おうか迷っているのですが、費用はどれくらいになりますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月8日 10時50分

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「水道水の味や匂いが苦手」「水道水に含まれる科学的な成分が心配」などの理由から、水道水をそのまま飲むことに抵抗がある人もいるでしょう。とはいえ、毎回ミネラルウオーターを購入していると家計を圧迫します。   そこで今回は、節約のために浄水器を購入した場合、の費用を解説します。浄水器の購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

ミネラルウオーターを購入する場合の月額費用

厚生労働省によると、1日の水分摂取量目安は2.5リットルです。食事から摂取できる水分が1リットル、体内で作られる水分が0.3リットルとすると、飲み水から1日1.2リットルを取る必要があります。調理に使う分も含めて、1日に2リットルのミネラルウオーターを消費すると仮定します。
 
コンビニでミネラルウオーターを購入する場合、2リットルボトルの価格は108円(税込み)程度です。1ヶ月を30日間とすると、月額費用は108円×30日=3240円です。ミネラルウオーターをホームセンターやスーパーマーケットで購入すると、さらにコストを抑えることが可能でしょう。
 

浄水器にかかる年間費用

浄水器には、「蛇口直結型」「据え置き型」「ポット型」などさまざまな種類があります。今回は、蛇口に取り付けるだけで手軽に使用できる蛇口直結型浄水器を例に挙げて解説します。
 
Panasonicの蛇口直結型浄水器「TK-CJ12」の本体価格は、販売店にもよりますが5980円(税込み)前後です。こちらの浄水器は長持ちカートリッジを採用しており、交換目安は約1年または4000リットルです。2リットルのペットボトルに換算すると2000本の浄水が可能となっています。
 
よって、当面はカートリッジを購入する必要がなく、購入費の5980円(税込み)のみで運用できるということです。
 
ミネラルウオーターの月額費用が3000円前後なので、浄水器を2ヶ月程度使うと元が取れる計算になります。なお、「TK-CJ12」の交換用カートリッジのメーカー希望小売価格は7678円(税込み)です。
 
1年使用または4000リットル使用後にはカートリッジを交換するか新品を購入する必要があるため、その都度費用がかかることを頭に入れておいてください。交換用カートリッジを購入することを考えても、ミネラルウオーターと比較すると浄水器のほうが圧倒的にコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。
 

水道水をそのまま飲んでも問題ないの?

日本の水道水は、水道法に基づいて水質基準が定められており、生涯にわたって飲み水として利用しても問題ないとされています。東京都水道局では「あんぜん・あんしん水質指標」を定め、都内131ヶ所にある給水栓の水道水の品質を、安全・安心の観点から7項目について評価しています。
 
ただし、浄水処理で除去しきれない不純物や、水道設備の劣化によって生じた汚れなどが水道水に混ざり、美味しくないと感じる人もいるでしょう。そのような場合は、ミネラルウオーターや浄水器を活用することをおすすめします。
 

浄水器のほうがコストパフォーマンスが高くエコ

毎回ミネラルウオーターを購入するよりも、浄水器を購入したほうが節約につながります。ミネラルウオーターや浄水器の種類にもよりますが、今回の調査では浄水器を約2ヶ月使用すると元が取れることが分かりました。浄水器なら買い物の手間が省けるだけでなく、空のペットボトルを処分する必要もありません。環境の観点からもメリットが多いでしょう。
 

出典

厚生労働省 「健康のため水を飲もう」推進運動
Panasonic 浄水器 TK-CJ12
Amazon.co.jp TK-CJ12-W
東京都水道局 あんぜん・あんしん水質指標
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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