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アルファードの購入を検討中です。年収「200万円」ですが、維持費を考えたらやめたほうがいいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月9日 10時20分

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年収があまり高くない場合、本体価格や維持費などを考えると、アルファードの購入が難しいと考える方も多いでしょう。   しかし、年収があまり高くなくても、アルファードを購入する方法はあります。今回は、アルファードの本体価格や維持費、購入方法について解説します。

アルファードのメーカー小売価格

トヨタが販売しているアルファードのグレードごとによるメーカー小売価格は、表1の通りです。
 
表1

グレード メーカー小売価格
Executive Lounge(ハイブリッド車 2WD) 850万円(税込み)
Executive Lounge(ハイブリッド車 E-Four) 872万円(税込み)
Z(ハイブリッド車 2WD) 620万円(税込み)
Z(ハイブリッド車 E-Four) 642万円(税込み)
Z(ガソリン車 2WD) 540万円(税込み)
Z(ガソリン車 4WD) 559万8000円(税込み)

※トヨタ自動車株式会社 アルファード グレード一覧を基に筆者作成
 
グレードにより価格差があり、540万円〜872万円となっています。
 

アルファードにかかる維持費

新車を購入すると、本体価格以外に車を維持するためのガソリン代や整備費、ほかにも税金や保険料などの諸費用がかかります。維持費には以下のようなものがあげられます。


●税金(自動車税種別割・自動車重量税)
●保険(自賠責保険・任意保険)
●車検・点検費
●駐車場代
●ガソリン代

自動車税は自動車の排気量、自動車重量税は自動車の重さにより、税金額が変動する仕組みです。
 
アルファードの排気量は、ハイブリッド車で2487リットル、ガソリン車で2493リットルとなっており、4万3500円の自動車税がかかります。くわえて、新車登録後の車検が3年の場合は、ハイブリッド車は3万7500円、ガソリン車は6万1500円の自動車重税も必要です。
 
また、すべての自動車に加入が義務付けられている自賠責保険は、仮に37ヶ月間、加入した場合、2万4190円の保険料となります。
 
以上から、税金と保険料を合わせると、10万円〜13万円程度の費用がかかり、車検費・駐車場代・ガソリン代なども加えると、さらに維持費がかかります。
 

年収200万円でアルファードは購入できる?

年収200万円の場合は、月の手取り額が14万円程度となるため、貯蓄や生活費などの状況にもよりますが、新車でアルファードの購入はハードルが高いと考えられます。
 
通常の自動車ローンで購入する方法や、残価設定ローンで購入する方法などもありますが、手取り14万円前後だと返済能力が適正でないと判断され、審査に通らない可能性があります。
 
仮にローンで購入しても、月々のローンの支払いや維持費、普段の生活費を考えると、家計を圧迫しかねません。
 

新車以外の購入方法も検討する

新車へのこだわりがなければ、中古車やサブスクリプションなどを検討するのもよいでしょう。トヨタ認定中古車販売サイトでは、100万円前後で購入できるアルファードも存在します。
 
また、トヨタのサブスクサービスのKINTOでは、月額5万490円から新車のアルファードに乗ることが可能です。
 

年収200万円の場合は中古車やサブスクを検討しましょう

年収200万円の場合は、新車ではなく中古車の購入やサブスクリプションでの利用が現実的です。ある程度の貯蓄がある場合は、貯蓄を購入費用にあてられますが、ローンで購入する場合は、月々の支払いと維持費などで生活が苦しくなる可能性があります。
 
家計の収支を考えて、無理のない範囲でアルファードに乗れる方法を検討してみてください。
 

出典

トヨタ自動車株式会社 アルファード グレード一覧
トヨタ自動車株式会社 アルファードの中古車
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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