1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

【GWのコスパ旅】東京~大阪は「車」と「新幹線」どちらがお得?1人と2人で検証

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月14日 5時20分

写真

東京から大阪への移動手段として、車や新幹線を選ぶ方は多いでしょう。しかし「どちらが安いのか分からない」という方もいらっしゃるかもしれません。   本記事では、東京から大阪まで移動する場合の、車と新幹線のそれぞれの移動費用について解説します。

東京から大阪までの料金を「車」と「新幹線」で比較

東京から大阪への移動について、車の場合は東京インターチェンジから吹田インターチェンジのルート、新幹線の場合は東京駅から新大阪駅のルートと仮定して料金を比較します。
 

東京から大阪まで車で移動した場合

東京インターチェンジから吹田インターチェンジまでのルートを車で移動した場合、高速料金の合計は、通常料金で1万円程度です。
 
また、ガソリン料金については、国土交通省が公表している乗用車の平均燃費22.0キロメートル/リットルを基に算出します。東京から大阪までの距離は約500キロメートルのため、ガソリン料金は約3955円(レギュラー:174円/リットルと仮定)です。結果、車で東京から大阪まで移動した場合の料金は、約1万3955円となります。
 
車の場合は、同乗すれば移動料金が変わらないため、人数が多いほど節約になるでしょう。
 

東京から大阪まで新幹線で移動した場合

東京駅から新大阪駅までは、東海道新幹線を使います。東海道新幹線には「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類があり、それぞれ停車駅と所要時間、移動料金が異なることが特徴です。
 
各新幹線の通常期の移動料金は「のぞみ」の指定席が1万4720円、「ひかり」と「こだま」は1万4400円です。新幹線については人数分のチケットが必要となるため、人数が増えると車よりも費用がかさむ可能性があります。
 
また、以上の料金は、繁忙期や自由席の利用によっても前後します。閑散期や自由席を選ぶことで、人数が多い場合も節約につなげられるでしょう。
 
「こだま」を利用する場合は「ぷらっとこだま」という格安チケットを利用する方法もおすすめです。
 
「ぷらっとこだま」は、利用する新幹線が「こだま」に限定される、自由席が利用できない、当日予約ができないなどの制限がありますが、格安で「こだま」に乗車できます。
 
東京駅から新大阪駅間では、通常期の普通車指定席であれば1万2470円で利用可能です(2024年2月1日現在)。通常利用の「こだま」の料金や「のぞみ」と「ひかり」の料金と比べると、約2000円おさえられます。
 

「1人の場合」と「2人の場合」の料金を比較

東京から大阪まで車と新幹線それぞれで移動した場合、1人と2人の料金を比較すると、表1の通りです。
 
表1

1人の場合 2人の場合
※車は同乗を想定
約1万3955円 約1万3955円
新幹線
※通常期の「ひかり」・「こだま」を想定
1万4400円 2万8800円

※筆者作成
 
1人の場合は、車と新幹線の差額は約445円です。一方で2人の場合、車移動では人数が増えても乗車定員までなら同乗できます。新幹線の場合には1人ずつ乗車券が必要となるため、複数人で同乗する場合には車のほうが節約できるでしょう。
 

同乗なら「車」がお得だが「新幹線」の格安チケットもおすすめ

東京から大阪までの移動にかかる費用は、車の場合は約1万3955円、新幹線「ひかり」「こだま」の場合は1万4400円です。同行する人数が多い場合は、車で同乗して移動すると、費用をおさえられるでしょう。
 
新幹線で移動する場合は、停車駅の多い「ひかり」や「こだま」であれば「のぞみ」よりも料金が安くなります。
 
また「こだま」の場合は「ぷらっとこだま」という格安チケットを利用するのもおすすめです。通常の新幹線の利用と比べて制限がありますが、2000円程度安くなります。同行する人数などに合わせて、適した移動手段を選ぶとよいでしょう。
 

出典

国土交通省 自動車の燃費ランキングを公表します! 2.自動車燃費一覧
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください