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38歳独身です。貯金が「20万円しかない」ので、これから毎月「1万円」ずつ貯めていく予定です。少ないですか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月17日 2時20分

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一人暮らしには何かとお金がかかるため、なかなか貯金できずに悩まれている方も多いでしょう。   例えば「30代後半の独身で貯金が20万円しかない」という場合、将来のことを考えると少しでも貯金を殖やしておきたいところだと思います。本記事では、一人暮らしの1ヶ月の平均貯蓄額を「貯金が難しい」と感じる理由とともにご紹介します。

一人暮らしの1ヶ月の平均貯金額は?

株式会社AlbaLinkが実施した「一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査」によると、一人暮らしをしている人の1ヶ月の平均貯金額は2万7812円ということです。
 
ただし、平均貯金額はたくさん貯金をしている一部の人の影響を受けて引き上げられてしまうため、貯金額ごとの割合を参考にした方が分かりやすいかもしれません。表1を参考に、どのくらい貯金している人が最も多いのかを確認しておくといいでしょう。
 
表1

1ヶ月の貯金額 割合
0円 9.5%
~5000円 10.1%
~1万円 19.0%
~2万円 22.2%
~3万円 16.8%
~4万円 2.0%
~5万円 9.9%
~10万円 8.5%
10万円超 2.0%

※株式会社AlbaLink「一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査」を基に筆者作成
 
表1から最も多いのが「~2万円」の22.2%、次いで「~1万円」の19.0%、「~3万円」の16.8%となっています。
 

一人暮らしで「貯金が難しい」と感じる理由は?

同調査によると、一人暮らしの人が「貯金は難しい」と感じる理由として「収入が少ない」と「生活費がかさんでいる」の2つが圧倒的に多いことが分かりました。
 
収入が少ないことの原因には「会社の給料が少ない」「非正規雇用」など、生活費がかさむ原因には「物価高」「収入に対して家賃が高い」などがあげられています。
 
そのほか「計画性がなく浪費しがち」「急な出費が多い」「旅行・趣味にお金をかけている」なども、貯金が難しいと感じる理由とされています。
 

38歳から毎月1万円貯めると将来いくら貯金できる?

38歳から毎月1万円貯めた場合、将来いくら貯金できるのかを考えてみましょう。1年後・10年後・20年後・年金の受給が開始される65歳までの27年間に分けて、表2にまとめました。
 
表2

年数 貯金額
1年後 12万円
10年後 120万円
20年後 240万円
27年後
(65歳まで)
324万円

※筆者作成
 
表2の金額に元々あった20万円の貯金を合計し、将来的に貯金したい額に足りているか判断しましょう。少ないと感じる場合は、もう少し月の貯金額を殖やせるか、検討してみることをおすすめします。
 

無理せず少額ずつ貯めていくことが大切

一人暮らしだと上記のような理由で貯金が難しく感じることも多いと思いますが、将来のためにも少しずつ貯めていくことが大切です。生活が苦しくならない程度に、無理なく貯めていけるようにするといいでしょう。
 
たとえば、給料が入ったら先取り貯金をして残ったお金で生活するようにしたり、支払いをすべてキャッシュレス決済にしてポイントを貯め、節約につなげたりする方法もおすすめです。
 

一人暮らしで貯金「月1万円」は平均的

一人暮らしだと収入が少なかったり生活費がかさんだりして、貯金を殖やすことは難しいイメージがあると思います。しかし、今回の事例のように「30代後半、独身で貯金が20万円しかない」というようなケースだと、将来のためにも少しずつ貯金しておいたほうが安心でしょう。
 
一人暮らしの1ヶ月の平均貯金額は「~2万円」や「~1万円」の人が多いようなので、月に1万円貯金できていれば少ないということはないと思われます。もう少し貯金額を殖やしたければ、先取り貯金など、自分に合った方法を取り入れていくことも検討してみましょう。
 

出典

株式会社AlbaLink 一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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