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マイホームを買うのが夢です。子どもが生まれる前と後だとどちらがよいでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 10時0分

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マイホームを購入する資金は、教育資金と老後資金と並んで、人生の三大資金といわれ、大きな金額が必要になります。したがって、マイホームを購入するタイミングはしっかり検討することが重要です。   今回は、家を購入する一般的な年齢を確認し、出産前と出産後のどちらが購入するタイミングとしてよいかを考えてみたいと思います。

マイホームを購入する一般的な年齢

マイホームを購入した世帯主の年齢を、住宅別に表にまとめてみました。
 


 
図表1を見ると、注文住宅、分譲戸建住宅、分譲集合住宅では、30歳代が最も多く、中古戸建住宅、中古集合住宅は、40歳代が最も多いが、30歳代とそれほどの大きな差はないことが分かります。
 
30~40歳代は、子どもを持つ家庭が多く、まさに子どもを育てることと住宅のローンを返済することを同時に行っている年代といってもよいのではないでしょうか。
 
次に、こうしたマイホームを購入する子育て世代が、子どもを出産する前に購入したらよいのか、出産後がいいのかを考えてみましょう。
 

マイホームの購入は、出産前と出産後のどちらがよいのか?

マイホームを購入する場合に、出産前と出産後でのメリットとデメリットを考えてみます。
 
出産前に購入するメリットの裏返しが、出産後に購入するデメリットになります。同様に、出産後に購入するメリットの裏返しが出産前に購入するデメリットになります。これらのメリット、デメリットをよく考慮に入れて、購入時期を検討する必要があります。
 

■出産前に購入する場合

 

【メリット】

(1) マイホーム探しを落ち着いてできる
(2) 子どもがいないため、引っ越しがスムーズにできる
(3) 出産前のほうが子どもの日用品などがないので、引っ越しの荷物が少なくて済む
(4) 新しい場所に慣れてから落ち着いて子育てができる

 

【デメリット】

(1) 子どもの人数・性別が分からないので、間取りを考えづらい
(2) 出産後の生活費が分からず、住宅ローンの返済プランが立てにくい

 

■出産後に購入する場合

 

【メリット】

(1) 子どもの人数・性別が分かってからのほうが、間取りを考えやすい
(2) 出産後の生活費が分かり、住宅ローンの返済プランが立てやすい

 

【デメリット】

(1) 子どもがいるため、マイホーム探しを落ち着いてできない
(2) 子どもがいるため、引っ越しをスムーズにできない
(3) 子どもの日用品などがあり、引っ越しの荷物が多くなる
(4) 新しい場所に慣れる前に子育てをする必要がある

 

まとめ

マイホームを購入するタイミングについては、出産前と出産後それぞれにメリット・デメリットがあります。したがって、子どもが生まれるからといって、無理をしてでもマイホームを手に入れるということではありません。ご夫婦で、メリット・デメリットを踏まえて、十分話し合って決めることがよいでしょう。
 
なお、マイホームの購入は、人生の三大資金といわれるほど、大きな買い物です。したがって、夫婦だけで結論がでない場合には、ファイナンシャルプランナーや住宅会社といった第三者に相談することも選択肢の一つとして考慮するとよいでしょう。
 

出典

国土交通省住宅局 令和4年度 住宅市場動向調査 報告書(令和5年3月)
 
執筆者:堀江佳久
ファイナンシャル・プランナー

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