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高校生の息子を持つママ友が「運動部の遠征費で今月カツカツ」と嘆いていました。 部費って家計を圧迫するほどかかるものなのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 23時10分

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学校生活において、勉強と同じくらい重要なものとなるのが部活動です。親心として「子どもの好きなように活動させてあげたい」と考える人も多いのではないでしょうか。   ただ、なかには家計が圧迫されるほど部活費用が高額になるケースもあるようです。部活動は一体どのくらいの費用がかかるのでしょうか。そこで、この記事では高校の部活費用の目安や運動部でかかる費用の種類、部活費用が高い場合の対処法について解説します。

高校の部活費用の平均は?

そもそも、高校でかかる部活費用の平均はいくらくらいなのでしょうか。文部科学省が実施した調査によると「教科外活動費」の年間平均額は全日制高校で4万3204円となっています。内訳としては、公立高校が3万9395円、私立が4万7013円です。
 
なお、教科外活動費とは、クラブ活動や運動会、学芸会や芸術鑑賞会、臨海・林間学校などのために家計が支出する活動費全般を指します。ただし、学校や入部する部活によっても費用は大きく異なるため、一つの目安にしましょう。
 

高校の運動部でかかる費用の種類

部活の種類は文化部と運動部に大きく分けられますが、中でも運動部は部活費用がかかりやすいといわれています。子どもが高校の運動部に入る場合、どのような費用が発生するのでしょうか。ここでは、多くの運動部で共通してかかる費用の種類を紹介します。
 

・部費

部活動の運営のためにかかる費用です。部費は毎月部員から徴収する形が基本であり、数百~数千円程度です。
 

・ユニホーム代や道具費

運動部に入部するとほとんどの場合、ユニホーム代がかかります。そのほか、部活で使う道具を購入する費用もかかります。たとえば、野球部ならグローブ、テニス部ならラケットなどの道具が必要です。
 
また、部活にもよりますが靴やバッグ、対外試合で発生する費用などがかかるでしょう。ラケットであればガットの張り替えなど、道具が消耗した場合は定期的に買い替えや取り換えなどの費用が発生します。
 

・合宿・遠征費

部員の強化を図るため、合宿や遠征を実施する運動部もあります。その際、交通費や宿泊費が発生します。合宿は泊まりがけの場合、数万円程度の費用がかかることも少なくありません。なお、合宿は夏期・冬期など年に数回行われることも多く、費用がかさみやすいでしょう。
 

子どもの部活費用が高くて困っている場合の対処法

もし子どもの部活費用が高く家計が圧迫されている場合、どうすれば良いのでしょうか。そこで、ここでは部活費用をうまくやりくりするためのコツや対処法を紹介します。
 

・道具などを人から譲ってもらう

部活で使う道具やユニホームを人から譲ってもらうことも一案です。新品購入にこだわりがなければ、先輩などに使っていないものがないか聞いてみましょう。お下がりをもらえた場合、出費を抑えられます。
 

・価格が安い商品を選ぶ

部活に必要な道具やユニホームはなるべく安いアイテムでそろえることもポイントです。高額な有名ブランドでそろえると、当然出費もかさみます。
 
特に、部活に入って日が浅いうちはあまりこだわらず、安いものでそろえるのも手です。活動を続けるうちに高いものや本格的な道具が必要になれば、そのとき買い替えを検討しましょう。その際もリサイクルショップなどを利用するとお得に購入できます。
 

運動部の部活費用は高額になることも!上手なやりくりがポイント

高校の部活動は高額な費用がかかることも多く、中でも運動部は想像以上に出費がかさみ驚く人も少なくありません。一般的には毎月発生する部費をはじめ、そのほかユニホーム代や道具代、合宿・遠征費用などがかかります。
 
もし部活費用が高く困っている場合は、人から道具などを譲ってもらう、価格が安い商品を選ぶなどの対処法があります。子どものためにも上手にやりくりし、部活費用を捻出しましょう。
 

出典

文部科学省 令和3年度子供の学習費調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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