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シニアは「孫のために」毎月いくら使ってる?使い道の3位は「ファッション」2位は「一緒に外食」1位は…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年5月9日 22時0分

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シニア世代になると、孫との時間を大切にして、孫のためにお金を使いたいと考える方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、シニアが孫のために使う金額やその使い道について調べてみました。   出費が重なると「孫破産」になることも心配されています。孫破産に陥ることなく孫を援助するためにできることもご紹介しますので、参考にしてみてください。

シニアが孫のために使う費用とその使い道は?

孫のためにお金を使いたいと考えるシニア世代は多いでしょう。
 
「シニアの生活意識調査2023」(ソニー生命調べ)によると、シニアが1年間で孫に使った金額の平均は10万8134円で、月平均にすると約9011円であることが分かりました。年間の出費を金額順にまとめると以下の通りです。


・1万円未満:8.5%
・1万円~2万円未満:9.2%
・2万円~3万円未満:12.3%
・3万円~5万円未満:18.0%
・5万円~10万円未満:27.5%
・10万円~20万円未満:14.1%
・20万円~30万円未満:4.2%
・30万円~40万円未満:1.8%
・40万円~50万円未満:1.8%
・50万円以上:2.9%

孫のためにお金を使ったことを、割合の大きい順にまとめると以下の通りです。


第1位:おこづかい・お年玉・お祝い金:66.2%
第2位:一緒に外食:49.7%
第3位:衣類などファッション用品:33.4%
第4位:おもちゃ・ゲーム:32.8%
第5位:本・絵本:23.9%

孫のための出費で最も多い使い道は「おこづかい・お年玉・お祝い金」で、半数以上の割合を占めています。
 

孫への出費が積み重なることも…無理をして「孫破産」にならないよう要注意!

「おこづかい・お年玉・お祝い金」となると、まとまった金額が必要になるケースも考えられます。
 
例えば孫の小学校入学祝いにランドセルを購入したり、高校・大学進学でスマートフォンをプレゼントしたりするなら、一度に数万円以上の出費になることもあるでしょう。
 
イベントが重なったり、複数人の孫がいたりする家庭では、孫への出費が重なって「孫破産」につながるケースもあるため注意が必要です。孫破産を避けるために、以下のポイントに気をつけましょう。
 

・収支を計算して無理をしない

高齢になると、現役で働いていたころと比較して収入が大幅に減少するケースは珍しくありません。定年後の再雇用・再就職では給与が減ってしまうことが一般的で、仕事をしないで年金だけで生活をする場合も考えられます。
 
いずれの場合も以前と同じ生活レベルを保つことは難しくなるため、収支を計算して無理のない暮らしをするようにしましょう。
 

・経済状況を家族と共有する

親世代は、こちらの経済状況を知らずに、孫への援助を期待しているかもしれません。今は貯金があったとしても、無理をして孫にお金を使っていると、やがては老後資金が底をついてしまい、逆に援助が必要になる可能性があります。
 
家族に経済状況を正直に話しておくことで、無理なお願いをされないようにできるでしょう。
 

シニアが孫に使うお金の平均は月9000円ほど! 無理をして「孫破産」にならないよう気をつけよう

シニアが孫に使うお金の平均は年間で10万8134円で、月に換算すると約9000円であることが分かりました。孫におこづかいをあげたり、一緒に外食をしたりすることは、シニアにとって貴重な瞬間です。
 
しかし、中には無理な出費を積み重ねて「孫破産」に陥る人もいるため注意が必要です。老後生活がいつまで続くかは分かりませんから、家族と経済状況について共有し、収支のバランスを保つようにしましょう。
 

出典

ソニー生命保険株式会社 ニュースリリース(2023年度)シニアの生活意識調査2023
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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