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「株主優待」を目的に投資を始めるという選択もあります。

ファイナンシャルフィールド / 2019年2月19日 7時49分

会社の応援団として株主になってみる 現在、株主優待の制度を導入している企業は約1300社あります。優待の種類はいくつかありますが、自社ブランドを持つ企業では自社商品の詰合せや店舗でのお買い物券といったものが中心。自社商品 […]

会社の応援団として株主になってみる

現在、株主優待の制度を導入している企業は約1300社あります。優待の種類はいくつかありますが、自社ブランドを持つ企業では自社商品の詰合せや店舗でのお買い物券といったものが中心。自社商品を持たない企業では、クオカードやカタログギフトといったものが代表的です。
 
初めて株式投資をする方には、自分のお気に入りの商品等を扱う企業に投資してみることをお勧めします。男性なら家電・ビール・旅行、女性ならスーパーやデパート・食料品・飲食店といったところでしょうか。日頃から身近に感じている企業ですし、興味があるので無意識のうちに企業研究ができていることになります。新商品の情報や業績についても、お気に入りの商品を扱う会社のことは気にかけているのでは? 
 
「ビールが貰える」「お買い物が10%引きで出来る」「新製品が試せる」といった優待目的は本末転倒に見えるかもしれません。ですが、会社を応援するつもりで株主になるというのは、理にかなっているのです。
 

投資する場合の注意点

応援する企業が株主優待を実施しているので、「投資しよう!」となった場合、優待を受けるには、いくつかの注意点があります。

  • 優待対象株数
    株数によって優待の内容が変わります。〇株以上となっていることもあります。
  • 権利確定日
    この日に株主名簿に記載されていないと優待は受けることが出来ません。名簿に記載される為には、確定日の3営業日前には株主になっている必要があるのです。配当や優待の権利が決まるということで株価が上昇する傾向にありますので、買うタイミングは注意してください。いずれも証券会社やYahoo!ファイナンスのサイトなどで調べることができます。

株主優待の例
 
株主優待目的で株を購入する場合は、長期の保有のスタンスでいきましょう。保有年数によって、優待商品がランクアップする会社もあります。「応援する」ことを目的に、短期的な株価の変動に一喜一憂しないこと。「最近応援する気持ちがなくなってきたな」または「ここまで育てたから、そろそろ良いかな」となれば売却すると良いでしょう。出来れば、株主総会にも出席されることをお勧めします。
 
株主優待も配当も業績に連動して変更されることがあります。このことが一番の注意点と言えるかもしれません。
 
執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)
相続診断士
 
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