アーセナルの“ハンド疑惑”、類似した事象は日本でも? 判定の違いに注目
FOOTBALL ZONE / 2024年4月11日 7時1分
■昨年J3リーグで類似事象、日本ではPK判定に
イングランド1部アーセナルのゴールキック時に起こった“ハンド疑惑”の反響が広がっている。一方、昨年日本のJ3リーグでも話題となった似た場面があった。今回は2つの事象を比較しフォーカスを当てる。
アーセナルは現地時間4月9日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝第1戦でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと対戦し2-2と引き分けた。問題となったのは後半21分のゴールキックの場面だ。
GKのダビド・ラヤが一度地面にボールを置き、左側にいたDFガブリエウ・マガリャンイスへキックで渡す。これを手で拾い上げたガブリエウが再度ゴールエリアでボールをセットし、キックインでスタートしようとした。
ラヤのキックの時点でインプレーとなっていたならば、ガブリエウのハンドの反則でPKとなる可能性が指摘されている。バイエルン側の選手も抗議の姿勢を見せていた。しかし主審からアーセナル側へ特にお咎めはなし。試合後にはトーマス・トゥヘル監督も怒りを露わにしていた。
似たような場面が、昨年のJ3リーグでも起こっている。23年6月18日に行われたJ3リーグ第14節、アスルクラロ沼津とY.S.C.C.横浜の一戦。前半35分、YS横浜側のゴールキックのシーンでGK児玉潤がゴールエリアに一度置いたボールをグラウンダーで蹴り、左横にいたDF藤原拓也へ渡す。
手でボールをキャッチした藤原がゴールキックを試みた際に、山口隆平主審が一度笛でプレーを止め、副審と協議。結果、児玉のキック時にインプレーになっていたとみなされ、山口主審は藤原のハンドの反則を取って沼津にPKを与えた。
アーセナルのシーンと同様、自陣ペナルティーエリア内でのハンドを疑われた事象。ただ、実際J3の試合では主審がハンドの反則を認め沼津にPKを指示している。
海外で大きく取り上げられているアーセナルのハンド疑惑だが、日本で起こった過去の例も1つ指標になってくるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)
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