「得るべきPKがあった」「新しいルール解釈だ」トゥヘル監督はドローに終わったCLでの判定に唖然…「平均以下の審判だった」
超ワールドサッカー / 2024年4月10日 12時40分
バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、チャンピオンズリーグ(CL)での判定に激怒しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えている。
バイエルンは9日に行われたCL準々決勝1stレグでアーセナルと対戦。試合は両者譲らぬ好ゲームとなり、バイエルンは先制を許しながらFWセルジュ・ニャブリ、FWハリー・ケインのゴールで逆転するも、後半に再び失点を喫して2-2のドローに終わった。
これにより、決着は来週行われる2ndレグに委ねられることとなったが、トゥヘル監督はこの試合のあるプレーに対する判定に異議を唱えている。
67分に訪れたアーセナルのゴールキックのシーン、直前に選手交代があり主審から試合再開の笛が吹かれた後、GKダビド・ラヤがDFガブリエウ・マガリャンイスにパス。ところがガブリエウはこのボールを手で拾うとボールをセットし直し、ラヤにパスを返した。バイエルン側はこれに対してガブリエウのハンドをアピール。しかし主審のグレン・ナイバーグ氏は笛を吹かず、プレー続行となった。
この際、主審からバイエルンの選手にされた説明がトゥヘル監督の怒りのポイントに。試合後、指揮官はその内容を明かしつつ、全体的にこの試合のレベルに見合わない審判団だったと断じている。
「我々はこの試合、勝てたかもしれない。100%得るべきPKがあったのだ。非常に優れた対戦相手と素晴らしいファンがこの試合にいたが、審判については平均以下だった」
「些細な事は全て一方向に進み、接触プレーにはすぐ笛が吹かれた。そしてアーセナルの選手たちは、好き放題文句を言うことが許されていたと思う」
「(ガブリエウのプレーは)明白なハンドでPKだった。だが、主審は選手たちに『子供がするようなミスであり、CL準々決勝においてそんなことで笛は吹かない』と言ったんだ。これはまったく新しいルール解釈になるだろうね。本当に、信じられないほど大胆なルールさ」
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