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トゥヘル監督が判定に不満「DFは手でボールに触れた」「本当に腹を立てているのは…」

ゲキサカ / 2024年4月10日 11時12分

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督

 バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が判定に対して不満を漏らした。英『ミラー』『ザ・サン』が伝えている。

 9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦でバイエルンはアーセナルのホームに乗り込んだ。試合は前半12分に先制を許しながらも、18分にFWセルジュ・ニャブリ、32分にFWハリー・ケインの得点で逆転に成功。しかし、後半31分にMFレアンドロ・トロサールに同点ゴールを奪われ、第1戦は2-2のドローに終わった。

 終了間際の後半45分にFWキングスレー・コマンがポスト直撃のシュートを放っていたこともあり、トゥヘル監督は「最後は勝てたかもしれないね。キングスレーに大きなチャンスがあった。非常に強い相手と対戦した厳しい夜だったが、結果は問題ない」と語る一方で、一つの判定に苦言を呈している。

 2-1とバイエルンが1点リードで迎えた後半21分、アーセナルのゴールキックの場面。GKダビド・ラヤが蹴り出したボールをDFガブリエル・マガリャンイスが手で拾い上げる。バイエルンの選手は主審に抗議したが、ガブリエルがラヤへパスを出して試合がリスタートしている。

 『TNTスポーツ』に対し、トゥヘル監督は「今日の主審は、ちょっとクレイジーな状況でPKを与える勇気がなかったと思う。キーパーがパスを出して、ディフェンダーは手でボールに触れたんだ」と語り、不満を口にした。

「我々が本当に腹を立てているのは、ピッチ上での説明だ。主審は選手たちに『これは“子供のミス”であり、CLの準々決勝で“子供のミス”に対してPKを与えるつもりはないと言った。これはひどい説明で、彼はハンドだったことを認めている。子供でも、大人でも何でもいい。我々に不利な大きな判定だから、怒りを感じるよ」
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