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大岩Jは「相手のラフプレーで得を見た」 カタールGKの一発退場に韓国言及「飛び蹴り」

FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 6時1分

■カタールGKユスフ・アブドゥラーが一発退場で数的劣勢に

 U-23日本代表は4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップの準々決勝で開催国カタールと対戦し、延長戦の末に4-2で勝利してベスト4に駒を進めた。前半41分にカタールGKユスフ・アブドゥラーが一発退場となり、ピッチを去る際には涙を見せたなか、韓国メディアは「カンフーキック」「飛び蹴り退場」と伝えている。

 前半2分にMF山田楓喜のゴールで先制した日本だったが、同24分に同点ゴールを被弾。相手が前半41分に退場者を出して数的優勢に立ったなかで、一度はカタールに逆転されるも、後半22分にコーナーキックからDF木村誠二がニアサイドに飛び込んでヘディングシュートを決め、2-2の同点に追い付いた。

 試合はそのまま延長戦へ突入。延長前半11分、FW荒木遼太郎のパスを受けたFW細谷真大が相手を背中で押さえて受けると右足シュートを突き刺し、3-2と勝ち越しに成功した。さらに、日本は延長後半7分にFW内野航太郎もゴールを決めて4-2とリードを広げ、準決勝へ進出。パリ五輪出場まであと1勝に迫った。

 カタールの退場シーンでは、ペナルティーエリア外の浮き球をGKユスフ・アブドゥラーがヘディングでクリアした際に足の裏を細谷に向けて蹴った形になったプレーに、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。オンフィールドレビューの末にレッドカードが提示された。

 韓国メディア「STN Sports」は「カンフーキック」と称し、「日本が相手のラフプレーにより徳を見た」とレポート。韓国紙「スポーツ朝鮮」も「カタールGKが飛び蹴り退場」と見出しを打って伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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