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静かな喫茶店のように落ち着く空間づくり。1K・20㎡の一人暮らしインテリア 【私らしく暮らす】

fudge.jp / 2024年4月27日 15時30分

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わたしなりのささやかですてきなものをおすそ分けできないかという思いではじまりました。デザイナーの大谷...

職場へのアクセスを考えて住まい探しを始められたきっこさん。心落ち着く環境づくりを大切に、住まいに置くものも厳選されたお部屋についてお話を伺っていきます。

 

静かな喫茶店のような感覚を味わえる窓際

住まい探しは、通勤に便利なエリアで内装も踏まえて決められたというきっこさん。
「通勤が大変で、引越しを考えたので、職場から30分以内というのが第一条件でした。その上でこのお部屋は白がベースでインテリアを合わせやすいのが決め手になりましたね」

 

落ち着いた雰囲気のお部屋で、お気に入りの空間は、窓際のテーブルを置かれたスペース。
「静かな喫茶店やカフェの窓際でコーヒーを飲むのが好きで、家でも同じ感覚を味わいたいと思い窓際にテーブルを設置しました」

 

「日中は、淹れたてのコーヒーを飲んだり、仕事をしたり。落ち着く時間帯には、手帳を開きながら自分と向き合ったり、読書をしたり、ネイルをしたり……と日中大半の時間をここで過ごす1番お気に入りのエリアです」

 

使われているテーブルは、前の住まいから使われている大切なインテリアのひとつ。
「ワークテーブルは、うつわを集め始めた時期に化粧板ではなく無垢のテーブルが欲しくなったのと、インテリアを考慮して奥行きは浅く、でも仕事もするので少し幅広のものが欲しかったため、既存品ではなくCreemaでサイズオーダー品を購入しました」

 

「脚が細めなので圧迫感もなく遠目で見ても良し、何かを置いて至近距離で撮影しても見栄え良し、もちろん仕事時にPCとiPadとマグカップを置いてもスペースに余裕もありと実力も申し分なし、ととても気に入っています」

 

デスクの上では、毎月1度は切花を飾る習慣があると話すきっこさん。空間にアクセントを加えながら、お気に入りのスペースでの時間を楽しまれています。
「窓際でよく目立つ場所でもあるので、ちょっとした変化を加えること。朝起きた時に気持ちよく感じられるよう、夜には観葉植物と花器以外の物が置かれていない状態に必ずリセットしています」

 

住まいの中で、心が整う場所をつくる。そのためのもの選びや習慣に、きっこさんの細やかな配慮を感じることが出来ました。

 

好きを集めたオープンシェルフ

窓際のデスクスペースとともに、お気に入りのスポットがソファ横に設けられたオープンシェルフ。きっこさんが厳選した好きなものの集まる空間になっています。
「前の住まいから使い続けているガラスの棚には、コーヒーグッズやトースターにアクセサリー等、好きなものを集めています」

 

一番上の棚には大好きなコーヒーを楽しむためのグッズがまとめられています。 「ほぼ毎日ここで豆を挽くところから始めて自分好みのコーヒーを淹れています。特に電子ケトルは、持っている家電の中で1番のお気に入りです」

 

「コーヒーを自分で淹れるようになった頃に“細口のケトルが欲しい!”と思い、購入しました。部屋の中に置いても違和感のないスタイリッシュなデザインで、さらに細かい温度調整もできるのでコーヒー以外の飲み物はもちろん、コーヒーも豆に合わせて温度を調整することができる大変便利です」

 

2段目には、お気に入りのアクセサリーをまとめて収納。毎日どれを付けるかも楽しみの1つだそう。

 

中でもお気に入りのアイテムはアクセサリートレイとして活用する、清岡幸道さんのうつわの上に。 「好きな作家さんの1人である清岡さんの個展にお邪魔した際にこの高台つきのうつわに一目惚れしてしまってお迎えし、今は1軍アクセサリーを置くのに使用しています」

 

「このうつわにのせたアクセサリーは一段と輝くように感じ、さらに愛着が湧くようになりました。またオープンシェルフに陶器が加わったことで、このエリアにもぬくもりが生まれた気がします。今後万が一欠けたり割れたりすることがあっても、金継ぎをしながら長く使いたいお気に入りです」

 

お気に入りが集まっているオープンシェルフですが、お部屋が窮屈にならないようには常に意識していると話すきっこさん。
「物を増やさないようにすることとガラスの抜け感を潰してしまわないようには気を配っています」

 

色合いと見せるものを厳選する

今回の住まいのマイナスポイントのひとつとしてきっこさんが挙げたのがクローゼットの狭さ。ただその制限が暮らしを考えるきっかけにもなったのだそう。
「収納やお部屋が限られているからこそ、使用頻度が低い物は引越しを機に手放すことができました」

 

「それでも入りきらない季節外の荷物や紙類はベッド下へ収納しています」

 

趣味の読書のための本や、手帳もボックスに分けて収納されていました。

 

厳選した物でスタートした生活ですが、最初だけでなく定期的に持っているものについて見直しされていると話すきっこさん。
「収納家具を中心にインテリアは増やさないように気をつけています。テレビは前の住まいから使っておらず、プロジェクターを使用して、部屋の照明と合わせてアレクサに電源のオンオフはやってもらえるよう設定しました」

 

「部屋に置くものはホワイト、グレージュ、ブラウン(木)、ブラックでなるべく揃え、収納の外に出すものは厳選していますね」

 

ベースにしているカラー以外で、パッケージなどが目立つものは、お部屋に馴染むようひと工夫されているきっこさん。
「最近になってお迎えしたSyuRoの丸缶が、使う頻度が高く、でも表に出したくはないものの収納を考える時に役立ってくれています」

 

「手が荒れやすい体質でハンドクリームが手放せないのですが、愛用のハンドクリームはパッケージが派手なのが悩みでした。何かの影になる場所に置く、布をかける、紙袋に入れるなど試行錯誤していましたが、使いづらいと思っていたときに出会ったものです。サイズも開け閉めにかかる小さな手間も手仕事感があって気にいっています」

 

「少しずつ、長く使えるものを集めたいと思った矢先に出会ったもので、経年変化を楽しめるというところにも大きな魅力を感じました。毎日撫でては未来の姿に思いを馳せています」

 

今回の住まいが、自身の暮らしにとって大切にしたいものを考えるきっかけになったというきっこさん。
「このお部屋での暮らしを通して、自分に必要な物量や自分の好みが分かってきました。スペースにも限りがあるので一気にとはいきませんが、今後は一生物と思えるようなデザイナー家具やアンティーク家具を迎えていけたらと思います」

 

理想の暮らしが少しずつ整理されてきた中で、今後どのように空間が磨かれていくのか。またぜひ伺ってみたいお部屋でした。

 

きっこさん(@k__ico)さんのInstagramアカウントはこちら
https://www.instagram.com/k__ico/

 

text&photo : Tsubottle

 

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出典: goodroom journal 

記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)

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