ニュースの核心 「ケネディ暗殺」の〝機密解除〟トランプ大統領が公約「ディープ・ステート退治」に本格着手 安倍元首相の真相解明はいつ
zakzak by夕刊フジ / 2025年1月24日 15時30分
自分たちの既得権益を守るために、水面下で暗黙のうちに連携して動き、目的達成のためには、大統領の追い落としさえ厭(いと)わない。そういう勢力である。
トランプ氏は、ディープ・ステートを根絶するために、司法長官やFBI長官に強硬派を指名した。議会の承認はこれからだが、それまでに反対派を抑えて、目標を達成するには、CIAやFBIを黙らせる必要があるのだ。
そのために、世間の関心が高い暗殺事件の真相ファイルを公開して、世論を味方に付けようとしているのではないか。その結果、CIAなど情報機関に不都合な新事実が出てくれば、それで良し。仮に出てこなくても、自分自身は「情報公開に熱心な姿」を国民にアピールできるのだ。
大統領暗殺事件は62年も前の出来事だ。情報提供者を含めて関係者の多くは、すでに他界しているだろう。もはや公開による不都合は、ほとんどないと思われる。
改めて感じるのは、安倍元首相の暗殺事件だ。すでに事件から2年半が経過しているのに、いまだに初公判さえ開かれていない。これほど重要な事件なのに、異常事態と言わざるを得ない。司法関係者の猛省を求めたい。
長谷川幸洋(はせがわ・ゆきひろ) ジャーナリスト。1953年、千葉県生まれ。慶大経済卒、ジョンズホプキンス大学大学院(SAIS)修了。政治や経済、外交・安全保障の問題について、独自情報に基づく解説に定評がある。政府の規制改革会議委員などの公職も務めた。著書『日本国の正体 政治家・官僚・メディア―本当の権力者は誰か』(講談社)で山本七平賞受賞。ユーチューブで「長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル」配信中。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
歴代大統領ができなかったJFK暗殺機密の全面解除、トランプ氏が命令…新事実が判明するか
読売新聞 / 2025年1月24日 17時47分
-
ケネディ元大統領暗殺事件、全ての機密文書公開を命じる大統領令にトランプ氏が署名
日テレNEWS NNN / 2025年1月24日 9時22分
-
ケネディ暗殺記録を全面公開=トランプ氏が機密解除命令―米
時事通信 / 2025年1月24日 7時40分
-
ケネディ暗殺など機密文書3件、「数日以内」に解除…トランプ氏が意向
読売新聞 / 2025年1月20日 17時29分
-
トランプ氏、ケネディ元大統領とキング牧師の暗殺の機密文書公開へ
ロイター / 2025年1月20日 10時23分
ランキング
-
1中国が連日のスピード極刑判決 政府系メディアは沈黙、国内世論の刺激を警戒か
産経ニュース / 2025年1月24日 21時52分
-
2中国・深圳の日本人男児刺殺、40歳代の男に死刑判決…地裁「極めて悪辣かつ重大な犯行」
読売新聞 / 2025年1月24日 20時10分
-
3トランプ政権、不法移民送還作戦を開始 数百人を逮捕・強制送還
AFPBB News / 2025年1月24日 19時11分
-
412年ぶりに対馬の仏像返還 「ルールに基づく関係前進の契機に」日韓議連・長島幹事長
産経ニュース / 2025年1月24日 16時52分
-
5トランプ氏なら「侵攻起きず」 プーチン大統領、対話に意欲
共同通信 / 2025年1月25日 0時31分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください