大谷翔平の驚愕弾に実況席も“職務放棄” 止まらぬトーク「いったいあれは何だった」
Full-Count / 2024年4月24日 12時32分
■大谷翔平が2試合連続HR…実況席でも余韻は止まらず
■ドジャース 4ー1 ナショナルズ(日本時間24日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、2試合連続の今季6号本塁打を放った。右翼席への特大弾は打球速度は118.7マイル(約191キロ)で、飛距離は450フィート(約137.2メートル)を記録。現地の実況席では「もう笑うしかないですね」「いったいあれは何だったんでしょう」との驚きで、アーチが出てからしばらくしても“大谷トーク”がしばらく止まらない状況だった。
ワシントンDCにあるナショナルズ・パークに初めて登場した大谷。2点リードで迎えた9回無死の第5打席で相手右腕のスプリットを捉え、右翼席に運んだ。ドジャース地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況、スティーブン・ネルソン氏は「7試合連続ヒット中」「オオタニ、まったくのロケットだ。この球のことは忘れよう。ナショナルズパーク初見参で、ナショナルズパークで初HR」とノリノリ。「423フィートを日曜に打ち、今日は450フィートです」と言及した。
大谷の打席が終わっても、話題は変わらなかった。解説を務めたのは元ドジャースで1992年の新人王、エリック・キャロス氏。「今季MLBで一番の強打でしたよ」とうなった上で、「アリゾナのラボでの彼のティーバッティングを見ましたがどれも100マイル以上。どの球もですよ。ティーバッティングで」と語った。
その後、ネルソン氏は「彼はハードヒット数でMLBトップでしたが、そして今、打球速度が最も速い球を打ちました」と言及。キャロス氏は「もう笑うしかないですね」「いったいあれは何だったんでしょう」と驚きを口にした。その様子に、ネルソン氏が「EK(エリック・キャロス)、あぜんとしてますね」と“ツッコミ”。「ショウへイ・オオタニが9回先頭でHR。450フィートは今季チーム最長でした」と続けた。
キャロス氏は苦笑気味で「あのボールは押しつぶされてましたよ」とコメント。ネルソン氏も「最近の2本のHR、野手は誰も動きませんでした。メッツとナショナルズの全員が凍り付きましたね」と応じた。
2試合連続の本塁打もあり、大谷の連続安打は8に伸びた。安定感に加え、本塁打も量産態勢に入ってきた昨季の本塁打による一発は試合の実況さえ求めるインパクトだった。(Full-Count編集部)
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