パドレス、サヨナラ勝ちでド軍と4.5差 最大5点差も逆転3連勝…ダルは3回途中3失点

タイガース戦に勝利し喜ぶパドレスナイン【写真：Getty Images】

■タティスJr.が延長10回にサヨナラ打

【MLB】パドレス 6ー5 タイガース（日本時間5日・サンディエゴ）

　パドレスのダルビッシュ有投手は4日（日本時間5日）、本拠地・タイガース戦で3回途中4安打3失点で降板。勝ち負けはつかなかった。チームは延長10回にフェルナンド・タティスJr.外野手の左前適時打でサヨナラ勝ち。3連勝を飾り、地区首位のドジャースと4.5ゲーム差とした。

　98日ぶり復帰戦で5勝目はならなかった。初回にビアリングに左越えソロを浴び、2回には1死二、三塁で内野ゴロの間に失点。3回にキースに適時打を浴びたところでマウンドを降りた。2回2/3を投げて63球、4安打3失点。4奪三振2四球だった。2番手として救援した松井裕樹は1回1/3で1安打2失点だった。

　38歳のダルビッシュは7月6日（同7日）に制限リスト入りし、8月23日（同24日）に負傷者リストに移行。メジャーでは5月29日（同30日）の本拠地・マーリンズ戦以来の登板だった。

　チームは4回表までに5点ビハインドの厳しい展開。それでも、4回に新人メリルの左中間22号3ランで反撃し、5回にはマチャドの左前2点打で同点に追いついた。5回から救援したペラルタ、元阪神の守護神スアレスら6投手が無失点リレー。劇的なサヨナラ勝ちを演出した。（Full-Count編集部）