大谷との年俸差は「1/23」 1年に2度の“戦力外も”…元祖ライバル、7年で激変した境遇
Full-Count / 2025年1月10日 15時52分
■年俸300万ドルでアスレチックスと契約したアンドゥハー
MLBは9日(日本時間10日)に年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が希望額を提出する期限を迎えた。アスレチックスは、ミゲル・アンドゥハー内野手と年俸300万ドル(約4億7400万円)で契約を結び、年俸調停を回避した。2018年には大谷翔平投手と新人王を争ったが、当時からの境遇の変化は一目瞭然だ。
2017年にヤンキースでメジャーデビューし、2018年には149試合に出場して打率.297、27本塁打92打点、OPS.855の好成績をマークし、新人王投票では大谷に及ばず2位だった。名門を背負っていくかと期待されるも、翌2019年は5月に今季終了となる右肩の手術を受け、わずか12試合の出場にとどまった。その後も、左手首の怪我による長期離脱やポジション変更などもあり、思うように力を発揮できずに低迷した。
2022年9月にはヤンキースをDFA(事実上の戦力外)となってパイレーツへ移籍したが、2023年開幕前にDFAに。チームに残って4月に昇格したが、5月には再びDFAとなった。昨季はアスレチックスに所属し、75試合で打率.285、4本塁打30打点だった。
大谷は2023年12月にドジャースと10年7億ドル(約1100億円)の契約を結び、昨季は史上初となる「50-50(50本塁打&50盗塁)」を達成するなど3度目となる満票MVPを獲得した。そして大谷は後払い契約のため、受け取る金額は年間で200万ドル(約3億1600万円)になっているとはいえ、実質年俸7000万ドル(約110億6700万円)をアンドゥハーの年俸と比較すると約23倍の違いに。新人王争いから7年を経て、あらゆる面で大きな差がつく形となった。(Full-Count編集部)
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