275分イッキ見必至! 西島&満島が大ブレイクした今再確認する企画のスゴさ『愛のむきだし 最長版 THE TV-SHOW』
ガジェット通信 / 2017年10月12日 16時30分
2009年に公開され、237分(ほぼ4時間!)という映画界の常識を覆す長尺と、人気ボーカル&ダンスユニット「AAA」の超絶イケメン・西島隆弘さんが盗撮マニアを演じるという衝撃的なキャスティング、ヒロインの満島ひかりの圧倒的な存在感と美しさが日本のみならず世界中で話題となった映画『愛のむきだし』。
原作は、監督でもある園子温による実話をベースにした小説なのですが、それが書かれたのが2008年。つまり『愛のむきだし』が誕生してから今年で10周年なのです! いやあ、10年ですよ。今観ても色褪せないこの世界観すごい!
そして、現在『愛のむきだし 最長版 THE TV-SHOW』のBlu-rayが発売中。こちら、30分1話のドラマが10話分収録された【275分】という最長版であり完全版と言えるアイテムなのです。4時間30分ですよ、コノヤロー! というわけで、この『愛のむきだし 最長版 THE TV-SHOW』の感想を、映画『愛のむきだし』を観たことある人と観たことない人に聞いてみました。
『愛のむきだし』ストーリー
幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかしテツが奔放な女サオリと出会ってから生活が一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没頭していくユウ。そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合う……。
原案・脚本・監督:園子温
出演:西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、板尾創路、深水元基、吹越満、綾野剛、松岡茉優、渡辺真起子、渡部篤郎
4時間の映画?! と観る前から構えてしまう、じっとしてられない人にオススメ!
映画好きの友人と話していると必ず名前が挙がる『愛のむきだし』。園子温監督の作品は何本か観たことある私ですが、4時間というその長さからどうしても観る気になれず腰が重いままずっと観ずに生きてきました。が、今回ドラマ版のBlu-rayが出たということで鑑賞。
まず率直な感想を一言。なんだこりゃ、おもしろい!!ですね。そして訳が分からない。何がどう面白いのか人に説明出来ない。確かに周りの映画好きも『愛のむきだし』について語る時は「あそこの映像がすごいよね」とか「どこどこのセリフが〜」とかじゃなくて「とにかくすごい」「めちゃくちゃ面白い」と、ボキャブラリー少なめに熱くなっていたことを思い出します。
ネット上では、このドラマ版に関して「1話1話で一度切れてしまうので、『愛のむきだし』の持っている良さが台無しになっている」という評価もあるそうですが、私は区切れていることで安心して観れました。トイレとか(笑)。映画版を観ていないので、このセリフが足されているなどの差を楽しむことは出来なかったのですが、逆にどこをカットしたんだろう? と思うほどどれも重要なシーンに思えて。どんどん続きが観たくなる面白さは人気海外ドラマ達に全く負けていません。一気見しちゃいました。
園子温監督の名前を世に知らしめた代表作である『愛のむきだし』。4時間の映画?!という人も「10話のドラマ」ならなんか観る気になりませんか? 西島くんと満島さんとサクラちゃんがみんな若くて美して、この一瞬でしか見れない表情連発しているので、最近の彼らから知った人も必見です。
西島・満島・サクラがどんどん大物になっていく今、再び感じる「何やらせてんスか!(最高です)」
映画『愛のむきだし』は当時劇場で観たんです(ちょっと自慢)。AAAのことをあまり知らない私でも惚れ惚れした西島さんの美しさと身体能力の高さ、映画『プライド』(2009)を観て「この子すごすぎない?」と驚いた満島ひかりさんの存在感と殺気だった瞳。長尺を感じさせないジェットコースター的怒涛の展開にのめり込んで観たのをよく覚えています。
そして8年後に“最長版”となるテレビドラマが放映。リアルタイムでは観ることが出来ませんでしたが、Blu-rayで観てあらためて思いました、ヤバすぎる! と。監督の熱意、この企画に出資した企業や人がいること、役にOKを出した演者さんたちの勇気……などなど、あらゆる奇跡を感じました。「『愛のむきだし』みたいな映画作ろう!」って絶対ムリじゃないですか。つまりこの映画の代わりってないんですよね。まさに唯一無二。
そして最長版には映画版でカットされているシーンやセリフも大量に入っていますが、カットされた理由が「これ以上長くなるとかけてくれる映画館が無いから」というものなので、どれも無駄に感じません。ユウやヨーコの言葉や行動にきちんと深みを与えてくれます。あと、『愛のむきだし』のカルト的なファンなら「あのエピソードが入っている◯話を繰り返し観る」という楽しみ方も出来るのではないかと。
とにかく、映画を一度観た人ならこの最長版は絶対に観ておいたほうがいいと思います。改めてこいつらすごいな!って思うはずですから。
鬼才・園子温の最高傑作を完全リブート! 幻のシーンを復活させた衝撃の最長版!
編集初期段階でのファーストカットはなんと6時間。その失われた幻のバージョンを元に、全編脚本通りに再構成。未使用シーンを復元し、全音楽・音響を再構築した各話30分×全10話のTV仕様。
全編【4Kデジタルリマスター】でより鮮やかな映像表現を実現! デジタル技術を駆使し全編4K化! ( 2K→4Kアップコンバート)。高精細・高解像の映像追求を行った。
Blu-ray版映像特典
DISC1:最長版 THE TV-SHOW 予告編
DISC2:園子温監督2017年度・特別インタビュー
「愛のむきだし 誕生10周年の真実! ?」当時のキャスティング状況や、困難を極める撮影、さらに個々のキャストに対する想いなど、各話ごとの裏話を、10年目にして遂に余すところなく語った! (Amazonより引用)
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』この記事に関連するニュース
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