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時代と共に進化する都市型フェス『サマーソニック』 2018年の大改革「煙のない、音を浴びよう。」現場レポート

ガジェット通信 / 2018年8月20日 20時0分

音楽のトレンドが目まぐるしく移り変わるなか、音楽ファンのニーズをいち早くキャッチし、音楽を楽しむ環境の発展にも取り組んできた都市型音楽フェスティバル『SUMMER SONIC(サマーソニック)』(以下、『サマソニ』)。

「煙のない社会」の実現に賛同した『サマソニ』は今年、各会場で紙巻たばこから加熱式たばこへの切替えに取り組みはじめた。8月18日(土)に東京会場を訪れ、来年20周年を迎える『サマソニ』が目指す音楽フェスのカタチに迫ってみた。

『IQOS』専用エリアを設置

これまでは会場内に紙巻たばこの特設喫煙所を設けていた『サマソニ』。今年はフィリップ モリス ジャパンと共同で「煙から蒸気へ。煙のない、音を浴びよう。」というテーマを掲げ、加熱式たばこ『IQOS(アイコス)』専用エリアの設置に注力したという(他社製の加熱式・電子たばこも喫煙可)。

東京・大阪会場共にこの“IQOS SPOT”を複数か所設けたほか、専用のサービスセンターでは『IQOS』の無料レンタルサービスを実施。

両会場で計2万個の『IQOS』本体を用意し、レンタル利用者にはフレーバースティック1箱をサンプリング。

フレーバースティックのテイスティングサービスも実施しており、7種のフレーバーから好みの1箱を選ぶことができた。

この日もアーティストたちのパフィーマンスで盛り上がる合間に、“IQOS SPOT”で加熱式たばこを楽しむ音楽ファンの姿を数多く目撃。聞くと、「普段は紙巻きたばこを利用していますが、この機会に『IQOS』をレンタルしてみました」という人も。

紙巻たばこによる喫煙は会場の外など一部の所定エリアにて可能だが、入場チケットやリストバンドが必要となる会場内では基本的にNG。紙巻たばこから加熱式たばこへの切替えを積極的に促進している様子が見て取れた。

喫煙者も非喫煙者も心地よく楽しめるフェスに

『サマソニ』を企画・運営するクリエイティブマンプロダクションの運営部統轄部長・小池邦彦氏は、「音楽はお客様の楽しむ環境が第一。これまでも喫煙所は設けていましたが、加熱式たばこへの切り替えによって、たばこの煙が非喫煙者の方々へ向かうということはなくなりました。たばこを吸わないお客様、たばこを吸うお客様、いろんな方々がいるなかで、我々は今回の施策が『サマソニ』の今後にとって非常に有効かつ音楽を楽しむ環境の整備になると考えました」と、今回の取り組みの意図を説明。今年の経験則をベースに来年以降も“煙のない音楽フェス”を目指すとしている。

『IQOS』を展開するフィリップ モリス ジャパンのディレクターマーケティング&コミュニケーションズ・坂牧真美氏は、「今年6月に『IQOS』の国内利用者が500万人を突破しました。我々のビジネスの50%は紙巻きたばこから加熱式たばこに移行しています。たばこを吸う周囲の方々への健康リスクを考慮し、残りの50%についても加熱式たばこへの切り替えを引き続き促進していきます」と、企業の理念が『サマソニ』の描くビジョンとマッチしたことを語った。

これまでは喫煙者が紙巻たばこを楽しめる環境を整備してきた同社だが、今後も『サマソニ』をはじめとする様々なフェスや展示会等で、加熱式たばこへのスイッチングを促す取り組みを継続していくという。

2020年の東京オリンピック開催に向けて様々な環境が整備されるなか、喫煙を取り巻く状況に関しては、今年の『サマソニ』で目にした光景が今後あらゆるイベント会場のスタンダードになっていくのかもしれない。

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』

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