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フィリップ モリスのキーマンに聞く、「煙の出ない製品」の中核を担うIQOSデバイスとその現状

マイナビニュース / 2024年4月5日 13時58分

画像提供:マイナビニュース

加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」の日本登場から10年。記念となる2024年に新製品の「IQOS イルマ i シリーズ」が発表されました。それに合わせた発表会には、フィリップ モリス インターナショナル(PMI)のCEOであるヤツェック・オルザック氏も来日してスピーチ。同時にCCO(チーフ・コンシューマー・オフィサー)のステファノ・ヴォルペティ氏も来日しており、お話をうかがいました。

○IQOS イルマ i シリーズは日常に溶け込むデバイス

ヴォルペティ氏は日本市場について「極めて重要」と強調。その中で最も重要なのは「消費者の要求水準が高い」という点で、日本の消費者に納得されるような製品を提供できれば、「必ず世界でも勝てるということを意味する」とヴォルペティ氏は断言します。世界的に成功を収めるための市場として日本を位置づけ、IQOS新製品の日本先行発売にもつながりました。

すでに日本市場で一定の成功を収めている点も、日本市場の重要性としてとらえられています。「日本では我が社の純売上の75%がこの加熱式たばこの売上となっています」とヴォルペティ氏。

ビジネスだけでなく、カルチャーの面でも重要とヴォルペティ氏は指摘します。PMIは加熱式たばこカテゴリーでは先導的なポジションにあり、「パイオニアとして継続的にイノベーションを続けていかなければならない」(ヴォルペティ氏)という立場。その中で日本は加熱式たばこで先進的な市場となっており、成功するためのチャレンジができるという、企業風土の面でも重要な市場だというのです。

ちなみに2024年1月には、東京都における加熱式たばこの販売本数がたばこ販売量全体の50%を超えたそうで、「これは世界においても初めて達成した記録」(ヴォルペティ氏)とのこと。チャレンジが成功している証しだとしています。

そんな背景にあって新製品のIQOS イルマ i シリーズ。まだ紙巻きたばこを利用しているユーザーに対して、加熱式たばこへの移行を進めるために大切なことは、「紙巻きたばこユーザーの日常生活にうまく溶け込めること」(ヴォルペティ氏)といいます。

ヴォルペティ氏は、フレックスパフ機能(※)やフレックスバッテリー機能(※)によって「パーソナライズ可能な製品」であり、個人の好みに合わせた形で日常生活にうまく溶け込める――とアピールします。具体的には、紙巻きたばこだと吸い方によって1本あたり吸う回数は変わりますが、フレックスパフであればそれと同様に自分のペースで吸えます。

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