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漫画『漂流教室』がモチーフ ASKAさんが10年ぶりCDシングル『歌になりたい』をリリース

ガジェット通信 / 2019年11月7日 9時0分

先日、CHAGE and ASKAからの脱退を発表したASKAさんが10年ぶりとなるCDシングル『歌になりたい』を11月20日にリリースする。配信は11月6日にスタート。

本作は漫画家、楳図かずおさんの代表作『漂流教室』に感銘を受けたASKAさんが長年構想していたという、壮大な人間愛のラブソング。

MVが既に公開されているが、その世界観を表現するためアイスランドの大自然の中で撮影した映像とASKA音楽の融合は往年のスペクタクル映画さながら。まさに“圧巻”としか言いようのないスケールだ。

『ASKA – 歌になりたい (Official Music Video) 』

https://youtu.be/D1C1mJarC2E

またカップリングの『Breath of Bless~すべてのアスリートたちへ』は幼少期に東京オリンピックを体験したASKAさんが2020年にふたたび東京オリンピックを迎えるにあたり制作した荘厳なインストゥルメンタル。ASKAさんはブログでこの曲を「『歌になりたい』を押し上げる強い役割を果たしてくれる」と語っており、単曲でも素晴らしいのだが、ぜひ『歌になりたい』とあわせて繰り返し聴いていただきたいナンバーだ。

なおASKAさんは本作リリースの告知に関連して、自身のブログ(リンク)上で3年前に情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』(よみうりテレビ)で芸能レポーターの井上公造さんに未発表だった『Breath of Bless ~すべてのアスリートたちへ』の音源を勝手に放送された事件を振り返り、

11月5日ブログ

「また、3年前、某番組が製作者の承諾なく「未発表曲」を流したことが、話題になりました。あの「未発表」の段階の「デモ」を「完成版」と思われては困ります。

「宮根誠司」さん、やっと完成したこの楽曲、あなたが全国ネットにおいて発言した

「変なメロディ」

であるかどうか、ちゃんと購入して、そして聴いていていただいてから、もう一度コメントしてくださいな。

と、少しばかり言葉が強くなりましたが、ごめんなさい。書きながら思い出してしまいました。」

11月6日ブログ

「宮根誠司さんは、番組内で、

「我々は、チャゲアスの曲は、ほぼほぼ知っているわけで、これは(薬物の影響による)ASKAさんらしからぬメロディですね」

と、仰いました。

完全たる僕のメロディです。渾身のメロディだと言い切れます。今日は「配信」ですので、「カップリング」とは言いませんが、その「完成版」がリリースされます。

どうか、リスナーのみなさんは、あの時の発言に「先入観」を持たれることなく、「らしからぬメロディ」かどうかを、あなたの「音楽センス」で判断してください。」

と回想している。

信頼を裏切り未発表曲を勝手に公開したばかりか、下衆な勘繰りで内容を批判したことに対する憤りはごもっともだが、ASKAさんにはどうもこういったワイドショー的なメディアとのやり取りは似合わない。

俗世の事情を超越したスーパーアーティストとして、これからも上質な音楽を数多く世に送り出していただきたいものだ。

ASKA 『歌になりたい』

【収録曲】

1.歌になりたい

2.Breath of Bless ~すべてのアスリートたちへ

【発売日】

2019年11月20日

【価格】

¥1,300+税

【ハイレゾ配信】

e-onkyo music

https://www.e-onkyo.com/sp/album/ddlb0014

【CD予約】

タワーレコード等

https://tower.jp/item/4950169/%E6%AD%8C%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84

※画像は『ASKA Official Web Site 「Fellows」』から引用しました

https://www.fellows.tokyo/

(執筆者: 中将タカノリ)

―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』

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