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社員の最低年俸を7万ドル(約740万円)にしたらどうなった? 決断したCEOのツイートが話題

ガジェット通信 / 2020年8月27日 15時30分

米ワシントン州シアトルで、オンラインでのクレジットカード処理事業を展開するGravity Payments。この会社のCEOであるダン・プライスさんは、2015年に全社員の最低年俸を7万ドル(約740万円)にすることを決断したことで知られています。

プライスさんが自身を含む全社員の最低年俸を7万ドル(約740万円)にした結果を8月23日にツイートし、話題を呼んでいます。

https://twitter.com/DanPriceSeattle/status/1297218932999368705

「2015年に会社の最低賃金を7万ドルにした時、ラッシュ・リンボー(有名なラジオショーのホスト)は“社会主義は機能しないというMBAのケーススタディになって欲しいと願っている。絶対失敗するから”と言った。それ以来、事業規模は3倍になり、成功例としてハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディになった」

https://twitter.com/DanPriceSeattle/status/1297583024587104262

「事業規模3倍、家を購入した社員数10倍、確定拠出型個人年金(401k)の積立2倍、社員の70%が借金完済、子どもがいる社員数10倍、離職率は半分に低下、全米平均の2倍となる76%の社員が仕事に集中している」

SNSには以下のような声が寄せられています。

・御社に応募したいのですが、空いているポジションありませんか?

・大企業ではこのモデルは無理よね

・ちゃんと利益を追求しているんだから社会主義ではないよ

・低い給料で将来不安な社員より高い給料で将来に不安がない社員のほうが仕事に没頭できるのは間違いない

・経営者が変われば社員も変わるということだ

・経営者としてカッコ良すぎるわ

・社会主義ってのは人間的に善良な人がトップにいないと成立しないんだよ

・同じシアトルの会社なんだからAmazonも真似すりゃいいのに

・思いやりのある資本主義だ。多くの人を幸せにするあなたみたいな経営者がもっといればいいのに

Gravity Payments Team Surprises CEO, Dan Price, With A Tesla!(YouTube)

https://youtu.be/kgF9ohgylWY

100万ドル(約1億600万円)の役員報酬を返上し、自らの年俸も7万ドルにしたプライスさん。2016年には社員から感謝の意を込めてプライスさんが以前から欲しがっていたテスラがプレゼントされました。

※画像:YouTubeより引用

https://www.youtube.com/watch?v=kgF9ohgylWY

(執筆者: 6PAC)

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