アドビの開発・デザイン製品群は『CS(Creative Suite)』から『CC(Creative Cloud)』に移行して6月18日にアップデート提供開始へ
ガジェット通信 / 2013年5月8日 20時30分
アドビ システムズは5月7日、『Adobe Create Now MAX 2013 速報スペシャル 記者発表会』を開催。デザイン・開発向けソフトウェア製品群を年間もしくは月間のサブスクリプションで利用可能にする『Adobe Creative Cloud(以下『CC』)』のメジャーアップデートを6月18日に提供開始することを発表しました。このアップデートから同社のソフトウェア製品群は『CC』のブランドに切り替わり、今後は従来のパッケージ製品『Creative Suite(以下『CS』)』は新バージョンを提供しないことも合わせて発表されました。
『CC』は、『CS』の『Master Collection』に含まれていた全製品に加えて、HTML5/CSS3形式で書き出すウェブ用アニメーション制作ツール『Adobe Edge』、デザイナー向けウェブサイト作成ツール『MUSE』といった新規ツール群、ウェブフォント、クラウドストレージ、ウェブサイトの配信サービス、クリエーター向けSNSなどを提供するクラウドサービス。2012年5月に提供開始以来、パッケージ製品のアップデートサイクルに依存せずに新機能やソフトを追加しています。
6月のアップデートから、下記15製品が『CC』としてブランドを変更。今後は『CC』ユーザー向けにバージョンアップを提供していきます。
Photoshop CC
Illustrator CC
InDesign CC
InCopy CC
Flash Pro CC
Dreamweaver CC
Premiere Pro CC
After Effects CC
Audition CC
SpeedGrade CC
Prelude CC
Adobe Muse CC
Adobe Edge Animate CC
Adobe Bridge CC
Adobe Media Encoder CC
『CS』はパッケージ製品としては提供とサポートを継続し、新OSへの対応などのアップデートは予定しているとのこと。発表会では『Fireworks』の今後について質問がありましたが、『CS6』以降のバージョンアップは予定していないことが改めて回答されました。
『CC』のバージョンアップ内容は、ソフトのインストールやアップデートを一括管理できる『CC』デスクトップアプリの提供、『Typekit』のウェブフォントに加えてデスクトップフォントの提供、『Photoshop CC』の手ブレ補正機能、『After Effects』で髪の毛の切り抜きなど境界線を調整する機能、『InDesign CC』『Flash Pro CC』の64ビット化によるパフォーマンス強化など。
料金も発表されました。個人向けには年間プランで月額5000円、月々プランで月額8000円で提供される通常料金に加えて、『CS3』以降のユーザー向けには年間プランで初年度が月額3000円、『CS6』ユーザー向けには年間プランで初年度が月額2200円。ソフト単体のサブスクリプションは年間プランで月額2200円、月々プランで月額3200円の通常料金に加えて、『CS3』以降のユーザー向けには年間プランで初年度が月額1000円で提供されます。販売店やパートナーからの販売は12か月分の一括払いで6万3000円など。
グループ・企業向けには年間プランで月額7000円の通常料金に加えて、『CS3』以降のユーザー向けには月額4000円のプランを用意しています。いずれも割り引きには申し込み期間が設定されているので、詳細はウェブサイトで確認してください。
Adobe Creative Cloud
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