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Nintendo Switchなどへの給電と映像出力に対応した小型ドック「GENKI Dock 2」&ドングル型キャプチャーデバイス「ShadowCast 2」レビュー 高出力と高解像度にパワーアップ

ガジェット通信 / 2024年2月28日 20時0分

GENKI JapanがMakuakeで「GENKI Alpine Collection」として応援購入プロジェクトを公開した、小型ドック「GENKI Dock 2」とドングル型キャプチャーデバイス「ShadowCast 2」のレビューをお届けします。

40W出力と4K 60fpsにパワーアップした「GENKI Dock 2」

GENKI Dock 2は、手のひらサイズの本体に折りたたみ式プラグとUSB Type-Cポート、USB Type-Aポート、HDMIポートを搭載し、Nintendo Switchのドック兼ACアダプターとして使える独自設計のドック「GENKI Dock」の新モデル。2020年にMakuakeでプロジェクトが公開されたGenki Dockも、過去にレビュー記事で紹介しています。

本体サイズは33×44×66mm、重量は104g。USB-CポートはPower Deliveryによる最大40Wの出力と4K/60fpsのDP Alt映像入力に対応するUSB 3.2ポート。USB-Aポートは5Wの出力に対応します。HDMI 2.0ポートは、4K/60fpsの映像出力に対応。1.8mのUSB-C to Cケーブルが付属します。前モデルは25Wの出力だったのに対して、新モデルは40Wに高出力化。映像出力の解像度も、前モデルの1080p/60fpsから4K/60fpsにパワーアップしています。

プラグには、海外のコンセントで使える110-240Vの3種類のアダプターが付属。海外旅行時のUSB充電器としても重宝します。

Nintendo Switchと接続してみました。本体のプラグをコンセントに差し込み、付属のUSB-CケーブルでNintendo SwitchのUSB-Cポートと接続。さらにHDMIケーブルでテレビに接続すると、通常のドックと同様にTVモードでゲームがプレイできます。動作の遅延もなく、プレイ体験は標準のドックによるTVモードと同等です。Nintendo Switch LiteはHDMI出力に対応しないため、利用できません。

続いて、携帯ゲーミングPCのSteam Deckをつないでみました。付属のUSB-Cケーブルで本体とSteam DeckのUSB-Cポートを接続して、問題なく動作することが確認できました。Steam Deck本体のコントローラーでも操作できますが、ドックのUSB-Aポートにゲームコントローラーをつないでプレイすることもできます。

Steam Deckに付属するUSB充電器は45W出力なので電力不足が心配されましたが、プレイしながら充電レベルが上昇することを確認できました。

Nintendo SwitchのドックとACアダプターがこれ1台で置き換えられるだけでなく、Steam Deckの別売りのドックとUSB充電器も置き換えられるGENKI Dock 2。旅行の際にはNintendo SwicthとSteam Deckは本体だけ持ち運んで、あとはGENKI Dock 2とHDMIケーブルがあれば、ホテルの4Kテレビでどちらも大画面で楽しめます。高出力と高解像度に対応したことで、コンパクトなだけでなく対応デバイスの広がりも大きな魅力になりました。

ゲーム機と接続するだけでなく、仕事で使うUSBドックとしても秀逸。たとえばUSB-Cポートが1つしかないChromebookに電源を供給しながら、外部ディスプレイや有線キーボードを接続して使うこともできます。

1080p/60fpsにパワーアップした「ShadowCast 2」

ShadowCast 2は、ゲーム機の画面をノートPCに表示したり録画・配信ができる他、ライブ配信やオンライン会議で一眼レフやビデオカメラのHDMI出力をPCのUSB-Cポートに入力できるキャプチャーデバイス「ShadowCast」の新モデル。2021年にMakuakeでプロジェクトを公開した際も、レビュー記事で紹介しています。

1080p/60fpsの映像入力に対応するHDMI 2.0ポートとUSB-Cポートを搭載するドングル型のキャプチャーデバイス。前モデルの1080p/30fpsに対して新モデルは1080p/60fpsの高フレームレートに対応し、音声もモノラルからステレオにパワーアップしています。

映像出力に対応する1.2mのUSB-C to Cケーブルが付属します。

Nintendo Switchの画面をノートPCに表示するには、本体をドックのHDMIポートに装着し、付属のUSB-CケーブルでノートPCと接続します。HDMI出力に対応しないNintendo Switch Liteは利用できないため注意。

Windows/Mac向けに配布する専用アプリケーション「GENKI Arcade」を起動すると、PC上で1080p/60fpsもしくは720p/60fpsでゲーム画面を表示できます。

専用アプリケーションをインストールしなくても、Chromeブラウザ上で動作するブラウザ版GENKI Arcadeに表示することが可能。ChromebookやAndroidタブレットに表示してゲームを遊ぶこともできます。

ブラウザ版GENKI Arcade

https://arcade.genkithings.com/

USBビデオクラス(UVC)に対応するソフトを使って、ゲーム画面の録画やライブ配信ソフトへの入力、オンライン会議での画面共有に利用できます。2023年1月時点でメーカーが対応を発表しているのは次のもの。

キャプチャソフトウェア:

QuickTime、OBS、StreamLabs OBS、Wirecast、X-Split

ソーシャルメディアプラットフォーム:

Discord、Twitch、YouTube

ビデオチャットアプリケーション:

Google Meeet、Microsoft Teams、Skype、Zoom

OBS Studioの映像キャプチャデバイスとして認識されることを確認。毎週金曜に配信中のライブ配信番組「ガジェット通信LIVE」で利用しているブラウザベースのライブ配信ツール「StramYard」でも、USBカメラ入力として認識されることを確認しました。ゲーム配信を始めてみたいという初心者の方に、使いやすいキャプチャーデバイスとしてオススメできます。

組み合わせればコンパクトなゲーム配信環境が実現

GENKI Dock 2とShadowCast 2を組み合わせて使うのも便利です。GENKI Dock 2のUSB-CポートにShadowCast 2を接続することで、コンパクトなゲーム配信環境が実現します。Nintendo Switchなら本体とGENKI Dock 2をUSB-CケーブルでつなぐだけでTVモードの画面がPCに入力でき、Steam DeckもUSB-Cケーブル1本で入力可能。PCゲームを配信する際、ゲームのプレイはSteam Deck、画面の配信はノートPCに切り分けることで、スペックが貧弱なノートPCでも滑らかに動作するゲーム配信が可能になります。

両製品と、プロのストリーマー向けキャプチャーデバイス「ShadowCast 2 Pro」を含むGENKI Alpine Collectionのプロジェクトは、3月30日(土)18時まで公開中。GENKI Dock 2の一般販売予定価格は9990円(税込)ですが、記事執筆時点で20%引きの8000円(税込)のコースが公開されています。ShadowCast 2の一般販売予定価格は8290円(税込)。記事執筆時点で20%引きの6600円(税込)のコースが公開されています。両製品のセットを25%引きの1万3700円(税込)で販売するコースも公開中です。

4K対応でゲーム&仕事に大活躍!GENKI Alpine Collection|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス

https://www.makuake.com/project/genki_alpine_collection/

製品提供:GENKI Japan

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